ポヤトス監督解任派の人達息してるぅ?

はい、私の事です💦

今季のリーグ戦ベストゲームとも言える内容でした。

基本スタッツ

試合終了後だから言える事で試合前はあの天皇杯敗退からどう立て直すのか?

がテーマとなる一戦でした。

何故不覚をとったのか?

天皇杯でのスタメンはこんな感じ。

画像

 藤春、高尾、杉山、山見等今季なかなかスタメンで見る事の出来ない選手が揃い

見る方も期待したのですがあの内容。

敗因は「視野が狭い」所だと私は思っています。

14節以前のガンバの内容そのままで隣の選手にしかパスが出せていない。

例えば右サイドで攻撃が行き詰まったら

杉山→高尾→弦太→ディエゴ→藤春・・・と丁寧に

一人ずつ横パスでサイドを変えて攻撃しようとする。

当然時間がかかり、相手にも対応する時間を与えてしまう。

(ディエゴは早めに負傷退場しましたが)

これはかってジェフ、および元日本代表監督を務めたオシム氏も言っていた

「各駅停車のパス回し」であり、相手チームは

逆サイドの圧縮、横パスのカット、最終ラインへのプレス。

この三点を意識していれば良いわけで結果、その通りになりました。

転じて今節のゲーム

フォーメーション図

山本悠樹

攻撃スタッツ - 山本 悠樹

最近は理仁の方が評価が上がっていた気がしますが昨日の悠樹も良かったです。

ボールを受けて反転しつつ逆サイドを見る事が出来ていました。

天皇杯で学んだのか、悠樹だけでなく、特にこの試合の前半では

ピッチを横切るパスが散見され幅を広く使い、なおかつ

一人二人飛ばしてのサイドチェンジが頻繁に出来ていた様に思えます。

攻撃スタッツ - 倉田 秋

倉田は元々「パスの出し手」となる選手でした。

Jデビューした頃のボジションは中盤の底。もしくはインサイドハーフから

パスを出す選手でした。

しかし、今の倉田のイメージは、監督が代われど「パスを受けるポジション」

WGでの起用が多いイメージです。

なぜならば彼は密集地でのボールの動かし方が上手い。

爆発的なスピードも無ければ、鬼フィジカルがあるイメージもない。

しかしボールを小刻みに動かしマークを引き付け自らシュート。

もしくは味方へフリック。

この小気味良いベテランの妙技が、左サイドに変化を与えています。

攻撃スタッツ - 福岡 将太

攻撃スタッツ - 半田 陸

やはりこの二人こそがポヤトスの教えを最も体現出来ている選手なのでしょう。

福岡選手は最終ラインから唐突にドリブルを始める事がありますが

これも当然、自分により一人選手を引き付ける事で味方が空く、

それを意識してやっています。

半田のゴールは忠実な彼に対してのプレゼントの様に見えました。

攻撃スタッツ - 佐藤 瑶大

コーナーキックからアシスト。

仙台で培った空中戦での強さを存分に発揮しています。

ゴール期待値

攻撃スタッツ - ダワン

攻撃スタッツ - ネタ ラヴィ

攻撃スタッツ - イッサム ジェバリ

この選手たちは言わずもがな。

他所で散々褒められていると思うので深くは書きませんが

最高でした。

ジェバリはいよいよ量産体制に入ったのでしょうか?

効率的にゴールを奪う事も出来、ゴール期待値を上回る結果に。


ガンバは新潟戦を境に変わりました。

相手チームに対して柔軟な対策を取り、それを実行出来るチームになりました。

噂の「新潟クリニック」のお陰かはさておき、個人的には

ポヤトスが更に選手達に歩み寄った結果だと思っています。

いまのポヤトスを解任しろとは思いません。

え、調子がいい事を言うなって?

まあ・・・先日亡くなられた上岡 龍太郎氏もこんな事を仰られていました。

「意見が変わる事は成長である」と。


さ・・・さあ、後は上り詰めるだけだ!