臥薪嘗胆のような日々が続いていますが、試練の5連戦もいよいよ最終戦です。
最後は今シーズンJFLから昇格してきたいわきFCです。
以前にも掲載しましたが昨シーズンからのチーム動向です。
退団、新加入の入れ替わりはありますが、スタメンの主要メンバーやチーム内の得点源はそのまま継続となりました。
下図はフットボールラボからのAGI、KAGIとチャンスビルディングのスタッツです。
AGI、KAGIともJ3リーグ内1位。攻撃回数もリーグ1位ですが被攻撃回数もワースト1位となっており攻め合いになっていることが考えられます。ですが被シュート数などその他の守備項目でリーグ2~3位であり、ゴールまで持っていかせない守備をしていることがわかります。
またその他のスタッツです。
気になる点は先ほどにもあった攻撃回数は1位、クロス数は2位、ドリブルは3位です。
しかしながらパス本数はリーグ最下位です。
リーグ1位の福島と比べると1試合平均で171.3本も少ないです。
またボール支配率も14位で46.3%と50%を下回っています。
以上の事からパスでじっくり攻め込むというよりは、ドリブルやクロスで早めにシュートまで持っていく攻撃と言うことが言えます。
スタメン予想ですが、いわきは天皇杯県代表戦は福島に敗れ5/22は試合は無し。早稲田大とTRMを行い6-1と快勝しています。
フォーメーションも昨シーズンから引き続き4-4-2を使用し、メンバーもFW、左SH、CB、GKに多少の交代はあるもののほぼ固定しています。
前節も2得点したこともありそのままのスタメンかも知れませんが、その2点は藤枝DFのパスミスから1対1を決めたものとPKで開幕戦の嵯峨選手のゴールのように崩した流れから決めたゴールではありませんでした。
また惜しい攻撃のシーンも大振りになっていました。
修正ができているか注目ポイントです。
両SBの嵯峨選手と日高選手。ドリブルとクロスを上げる中心です。
第3節の愛媛戦では2人で18本のクロスを上げています。
FWの有馬選手もドリブル、クロスに長けています。
そして出場時間が短い中3ゴールを挙げている有田選手。
185cmの高身長が脅威です。
対する鳥取。
5/25(水)の愛媛戦から中3日、天皇杯1回戦も含めて3試合で11点と守備の改善が急務でしたが
急造の4バックながら2失点に収めました。
負傷し長期離脱となっていた石井選手、入れ替わるように増谷選手が負傷となってしましましたがキャプテンとして守備の統率に期待がかかります。
また前節控え登録も出場無しとなった鈴木選手。以前は守備スタッツに空中戦の項目がありましたが
、チームDF内唯一の180cm越えの選手としていわきのFW陣にに競り勝って欲しいです。
久しぶりの先発となった糸原選手。
少し危ないシーンはありましたがロングキックの飛距離と精度はカウンターに期待がかかります。
そして公式戦チーム4試合ぶりのゴールを挙げた大久保選手。
抜けていただけに流れでのゴールも期待します。
そして攻撃として気になるところも・・・
両SHがボールを持ち中に入ってきますが相手DFも引き連れてしまい青い枠内がごちゃついた感じになります。また味方3人が固まっているのでシュートコースも広くありません。
点線のようにCFが空いたサイド奥のスペースに移動するか、DH、SBが移動したSHの場所に行きそれと連動した動きを取ることでピッチを広く使えると思います。
個人としては思い切りのいいスカッとするようなゴールを期待します。
頑張れガイナーレ!!
コメント(1)
-
SPORTERIAスタッフ
2022/5/29 11:01
いわきは攻撃も守備も前へ前へとスピーディーに来るので、その分両チームの攻撃回数が増える展開になりがちですね💡
特にクロス→空中戦の攻撃はJ3屈指の破壊力だと思います😱
鳥取としては
・縦に速い攻撃をしっかり跳ね返すこと、セカンドボールの部分での頑張り
・相手プレスをかわすためのサポート、ボールを逃がした後の攻めの連動
が求められそうな気がするので、注目して観たいと思います👀