前半の山場の一つ 2018年J2優勝チーム 松本山雅です。

いつものように昨シーズンからのチーム動向です。

監督は昨シーズン途中から指揮した元日本代表 名波監督が継続となりました。

選手はGKと前目の選手が退団となりましたが、新たにビクトル選手、パウリーニョ選手などを補強しました。

開幕から2連勝するも鹿児島に敗戦。その後は3バックを併用しリーグ戦は7戦負けなし、天皇杯も

県代表、1回戦と連勝しました。

今シーズン好調を考察したいと思います。

下図はフットボールラボから集計した昨シーズンの各監督、そして今シーズン9節までの名波監督の平均値です。シュート数は変わていませんがシュート成功率が昨シーズンのほぼ倍のポイントを挙げています。

この成功率を挙げている中心選手が横山選手です。

現在得点王タイで昨シーズンのチーム内1位の鈴木選手にこの時点で並んでいます。またシュート本数も31本1試合平均で3.4本となっています。

  

さて試合予想です。まずはフォーメーションですが、下図はフットボールラボからの使用回数の表を引用しました。

これによると対戦相手が3バックの時に使用しているのは4-4-2のみです。対戦相手が4バックの時は

3バックのフォーメーションを多く使っています。ただし3-1-4-2のフォーメーションについては、第4節相模原戦前半のみ使用しており、また監督の試合後のインタビューからアンカーの前選手の脇を使われたため後半から3-4-2-1に変更したという事でした。

このことから3-1-4-2のフォーメーションを使うことは考えにくく前節同様の3-4-1-2か相模原戦後半から宮崎戦で使用した3-4-2-1ではないかと考えます。

フォーメーション図

出場選手予想ですが下図はJリーグデータサイトの出場情報に天皇杯の出場状況を合わせたものです。

得点源の横山選手はU19日本代表に選ばれ5/26~6/13はフランス遠征です。

またボランチで活躍していた米原選手、パウリーニョ選手はケガにより欠場しています。

中3日ということもあり、磐田戦でフル出場の選手を除くと赤く塗った選手が出場する可能性があります。特に天皇杯2試合で3得点をあげた田中パウロ選手は最後の切り札として控えに入るかもしれません。

ダブルボランチですが前節は前選手、住田選手で組んでいました。

下図は2021年の第39節甲府戦ですがほぼ前節今治戦と同じメンバーです。

安東選手が復帰したとのニュースもあり同様に前選手とダブルボランチを組むかもしれません。

フォーメーション図

要注意選手ですがまず前節今治戦先制点の榎本選手。186cmの高身長もあり空中戦にも強くDF陣の奮起が期待されます。

攻撃スタッツ - 榎本 樹

またプロ初ゴールを決めた菊井選手。

第3節からスタメンで出場し2列目でクロスやラストパスなど決定機を演出しています。

攻撃スタッツ - 菊井 悠介

同じくルーキーの住田選手。今シーズンすでに2ゴールを挙げ攻守で活躍しています。

攻撃スタッツ - 住田 将守備スタッツ - 住田 将

対する鳥取

0-2で敗戦もカウンターで攻め込むシーンもありました。

フォーメーション図

前節初左SHでスタメンの田口選手。相手SBの裏を取り抜け出すシーンもありゴールが期待されます。

攻撃スタッツ - 田口 裕也

またマッチアップを考えると鳥取のダブルボランチの世瀬選手、新井選手にも期待がかかります。

守備スタッツ - 世瀬 啓人守備スタッツ - 新井 泰貴


頑張れガイナーレ!!

次は八戸遠征!!