前半戦も残り2試合。

2019年以来の対戦となる北九州です。

まずは昨シーズンからのチーム動向です。

監督は2019年に昇格した小林元監督からそこでヘッドコーチをしていた天野監督になりました。

選手はチーム内得点王の高橋選手が退団し、高澤選手、上形選手が新加入のとなりました。

昨シーズンJ2から降格、この2年間で北九州に何が起きたのか…

下図はフットボールラボより各年のチームスタッツです。上位5位までのものを青、下位5位のものを赤で表しています。2019年J3優勝、昇格時、2020年J25位時は多くの項目が上位5位までに入っています。しかし昨シーズンはゴール、シュート、クロスなど攻撃に関わる項目の多くが下位5位となっています。

またゴールと被ゴールを比べると2019年、2020年はゴール>被ゴールとなっているのに対し、昨シーズンそして今シーズンと逆転しています。

さらにチーム内ゴールランキングを見てみると、2020年ディサロ選手が得点期待値9.28に対し18ゴールを決めました。シーズン後に清水に移籍してしまいました。昨シーズンは高橋選手が得点期待値8.28に対し10得点上げています。しかし全体的なゴール数は減少しました。その高橋選手もシーズン後またも清水に移籍し今シーズンを迎えています。

このことより今シーズンは高澤選手の得点力に期待がかかるものの、5ゴールのとどまり現在の順位になっています。

そしてスタメン予想ですが、前節のスタメン交代は左SBに乾選手のみでしたがCF、両SH、DH、CBの配置を入れ替えました。試合は先制するも2失点で逆転負け。

前々節の讃岐戦では勝利しており左SBを永田選手を戻すか配置の変更も考えられます。

フォーメーション図

要注意選手はもちろん高澤選手です。

第13節いわき戦では同点に追いつく2ゴール。調子に乗せると2点目のようなスーパーシュートも決める選手です。

攻撃スタッツ - 高澤 優也

各シーズンのスタッツですが鳥取とは2019年に1度対戦し2ゴール決めています。

またその年は17得点でランキング2位、シュート成功率は25.4%と高確率にゴールを決めています。

そして名前が難しい狩土名(カルドナ)選手、身長190cmと高く高澤選手と共に空中戦に要注意です。

攻撃スタッツ - 狩土名 禅

そして中盤で仕事をする元清水の六平選手。針谷選手が故障の中渋いプレーが光ります。

攻撃スタッツ - 六平 光成

対する鳥取、4戦負けなしで迎えた前節は3失点の完敗。後半5分に糸原選手がレッドカード退場となり今節は出場停止です。

フォーメーション図

そこで期待がかかるのが田尻選手。

先発なら久々のスタメンとなり、2戦連続で先制点を決めている北九州に対し確実な守備が求められます。

GKスタッツ - 田尻 健

そしてその田口選手と交代となった石川選手。

アシストと共にゴールも期待されます。

攻撃スタッツ - 石川 大地

守備の要となるのがルーキーの長井選手。相模原戦はフィジカルの加藤選手と前節沼津戦はスピードの渡邊選手、今節は空中戦に強い高澤選手と手強い相手が続きますが抑えることがチームの守備のバロメーターです。

守備スタッツ - 長井 響


次節はいろいろある長野戦!!

頑張れガイナーレ!!