日中の残暑も朝晩は少し収まってきました。

1ヶ月ぶりのホーム戦。相手はJFL時代から対戦もあるカターレ富山です。

まずは鳥取対戦後の成績状況です。日程的にはリーグ戦、天皇杯と同時進行ですが今回はわかりやすく分けてみました。

リーグ戦は前回の鳥取戦は強い雨風の中の試合で勝利。その後は鹿児島戦で大敗、YS戦で大勝した後は1点差のゲームが続きます。特に第10節の相模原戦から第14節の長野戦まで5試合はすべて「1-0」で勝利と初のチーム6連勝を記録しました。

天皇杯も予選を勝ち上がり1回戦の藤枝とのJ3対決。それも勝利しJ1神戸と対決し2点先制するも最後は神戸の自力に敗戦しました。

そしてフットボールラボからチームスタッツですが、前回の宮崎とは対照的に「タックル」「クリア」の数値が上位です。逆に「ボール支配率」では17位と下位になっています。

1点差での勝利が多いことも、タックル、クリアなどで粘り切る守備ができているものと考えます。

ゴールと期待値ですがフットボールラボからのデータを見ると期待値以上にゴールした選手が多くみられます。

スタメン予想ですが前節愛媛に2-1と勝利。FW2枚はほぼ全試合先発しており変更はないと考えます。

2列目にシルバ選手や右WBに神山選手が上がりCBに今瀬選手、鎌田選手の起用はあるかもしれません。

フォーメーション図

要注意選手としてまずは大野選手。今シーズン7ゴールをあげチーム内得点王です。

攻撃スタッツ - 大野 耀平

下図はフットボールラボから左は2021シーズンの右は2022シーズンの出場状況です。

2021シーズン途中から交代起用が多くなりましたがその少ない時間でもゴールを挙げています。

今シーズンも第19節いわき戦以外は途中出場。30分前後で2点を挙げている試合もありいわゆる「ジョーカー」的存在です。

  

そしてチームの中心は元ガイナーレ選手。

攻撃は安藤選手。左サイドのクロスから多くの決定機を作っています。チャンスビルディングポイントのクロス部門でJ3リーグ内2位となっています。

攻撃スタッツ - 安藤 由翔

守備では林堂選手。

タックル、クリア、こぼれ球奪取といずれもコンスタントに数値を挙げています。

チャンスビルディングポイントの守備でJ3リーグ4位となっています。

またいわき戦、前節の愛媛戦とFKでゴールを挙げておりセットプレーでは要注意です。

守備スタッツ - 林堂 眞 攻撃スタッツ - 林堂 眞

そして気になる選手は昨シーズンJ3リーグ得点王の川西選手。

移籍した今シーズンは最初はなかなか連携が合いませんでしたが只今5ゴール5アシストです。

攻撃スタッツ - 川西 翔太

下図はフットボールラボから川西選手の各シーズンのスタッツです。

5アシストというのは川西選手とってキャリアハイ、リーグ戦はまだ後半戦始まったばかりですので今後増える可能性があります。

この理由として川西選手が決めるよりも吉平選手や前に上げた「ジョーカー」の大野選手がフリーになっていればそちらにパスし確実に決めるということが考えられます。

対する鳥取。

前節は試合前にコロナ陽性者1名、濃厚接触者5名が出場できないこともありメンバー変更を余儀なくされました。クリーンシートで勝利したこともありそのままで行くのか復帰した選手を先発で使うのか興味があります。

フォーメーション図

今季初ゴールの”笑顔の”妹尾選手。今季初先発の文選手との連携が冴えました。

攻撃スタッツ - 妹尾 直哉

試合前の8/20に23歳になった世瀬選手。こぼれ球奪取6本をはじめ守備で活躍しました。

守備スタッツ - 世瀬 啓人

そして久しぶりの復帰となったキャプテン石井選手。

冷静なプレーぶりで試合を終わらせました。

守備スタッツ - 石井 光輝

最後に鳥取の攻め方ですが、富山の失点シーンの多くが鳥取の右サイド、富山の左サイドの後ろを攻めています。攻撃に上がってきた安藤選手から左CBの戻しのパスをカットし、そのボールをオーバーラップしてきた右SBが受けてそこから中にクロスを上げたり、反対サイドに振りそこからゴールという展開でした。

鳥取の右サイドの攻防が試合を大きく左右すると思います。


次の相模原戦はパブリックビューイング開催!!

頑張れガイナーレ!!