鳥取の桜も満開から桜吹雪に

序盤戦の山場がやってきました。対戦相手は第4節終了時首位の松本山雅戦です。

まずは昨シーズンからのチーム動向を確認します。

監督は名波監督から鳥取サポとしてはレノファ山口時代の監督のイメージが強い霜田監督になりました。

選手はチーム内得点王の横山選手が移籍しましたが、横浜FCから渡邊選手、清水から滝選手など実力のある選手が加入しました。

そして昨シーズンと今シーズンのスタッツの比較ですが得点が1.3→1.8に上昇、PKによる得点もすでに2点あります。またボール保持率も上昇、さらに30m進入回数、ペナルティエリア進入回数もリーグ内順位が12位→4位、10位→2位と上昇しており1つ1つの攻撃がゴール前まで行えているのがわかります。

予想スタメンですが、前節は左WGに菊井選手、トップ下に鈴木選手を配置しましたが途中からは配置を入れ替え行っていました。ので今節はYS横浜戦のようにトップ下に菊井選手左WGに榎本選手の起用もあるかもしれません。またDHには前節ベンチ外だったパウリーニョ選手の先発も考えられます。

フォーメーション図

要注意選手は菊井選手。トップ下から追い越す動きでゴールに迫ります。

攻撃スタッツ - 菊井 悠介

そして3試合の進入傾向ですが左サイドからの起点が多くなっています。

PA内への進入傾向

この中心にいるのが左SBの下川選手です。前節も9本のクロスを上げチャンスを演出しています。

攻撃スタッツ - 下川 陽太

そしてこのクロスに合わせる選手ですが、下の表は両チームの攻撃陣、守備陣の身長ですが松本山雅は攻撃陣で180cm以上が3人、またCBの2人も180cmを超えています。

対する鳥取は攻撃陣では世瀬選手のみ180cm以上、守備陣も181,2cmなのでクロス、CKなどのセットプレーの守備に注意が必要です。

そしてDHの住田選手。前線の4人に攻撃をつなげるために守備を行っておりタックルやこぼれ球奪取などの数値が高いです。

守備スタッツ - 住田 将

対する鳥取。前節は攻め込むシーンが何度もあるものの2ゴール。

試合最終盤にCK2本から2失点と引き分けとなりました。

勝てなかったもののチーム状態は良く大きなスタメン変更は無いものと考えます。個人的には前節の終盤に1点取られる前に石井選手の投入があればクローザーとしてそのまま試合を閉めれたのではないかと考えます。

フォーメーション図

期待する選手は大久保選手。前節故障明けの初ゴールを決めました。松本山雅の前節の失点シーンは左サイドからCBとDHの間にパスを通されシュートを打たれるパターンでした。

大久保選手にも重松選手との連携で相手のラインの間に入るようなポジショニングに期待します。

攻撃スタッツ - 大久保 優

そして鳥取の3試合のPA進入傾向ですが右サイドからの進入が多くなっています。

PA内への進入傾向

右サイドは田中選手、東條選手が連携しクロスを上げています。

攻撃スタッツ - 田中 恵太 攻撃スタッツ - 東條 敦輝

そして途中投入の田村選手の活躍も期待します。

攻撃スタッツ - 田村 亮介

そして守備では松本山雅同様にDHの世瀬選手。

個人的には守備だけではなくボールをキープしタメを作り、普光院選手の攻撃につなげる役割も行っています。数値には上がっていませんがプレーからうかがい知ることが出来ます。

久しぶりにミドルシュートのゴールも見てみたいです。

守備スタッツ - 世瀬 啓人


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頑張れガイナーレ!!