いよいよゴールデンウィークも後半戦。集客も見込める時期まさかのアウェー琉球戦です。
まずは昨シーズンからのチーム動向です。監督は昨シーズン監督交代過渡期に5試合指揮を執った元ガイナーレの倉貫監督です。選手も交代しましたが金崎選手や柳選手など有名選手も加入しました。
琉球の現在の順位は鳥取のすぐ下の13位。直近5試合の結果も1勝4敗です。
この理由を考えるときに参考になるのが以下の表です。
これはフットボールラボより引用した昨シーズンと今シーズンのスタッツです。
これより昨シーズンは1試合でのゴール数1.0と苦戦していましたが今シーズンもこれまで1.1と大きな変化はありません。
またパスはリーグ3位、フリーキックもリーグ2位、3位と上位ですがシュートはリーグ18位、枠内シュートは16位とゴールに結びついていません。またタックル数が17.6→16.3、クリア数が23.6→20.9と低下しています。
ボール支配率は57.7%とリーグ1位ですがボールを支配しているというよりは持たされている時間が多いのかもしれません。
また下図はこちらもフットボールラボより引用の昨シーズンと今シーズンのゴール期待値とゴール数、被ゴール期待値と被ゴール数、選手ランキングです。
昨シーズンも今シーズンもゴール期待値は1.0を切っています。またゴール期待値<被ゴール期待値となっています。昨シーズンチーム内得点王の草野選手は移籍しており攻撃の中心が不在です。
スタメン予想ですが前節アウェー愛媛戦はケルヴィン選手が先制するも逆転負け、今シーズン初の中3日での水曜ナイター開催です。週末には沖縄SVとの天皇杯地区決勝もあり過密日程です。
選手の変更も考えられますがCBを昨シーズンSBで起用していた福村選手と上原選手が担い、CBとして開幕より4/1まで起用していた牟田選手、森選手はベンチ外となっています。
チームからのケガ等の公表がないのでわかりませんが復帰等あるかもしれません。でなければ4/8奈良戦のように柳選手のCB起用もあるかもしれません。
要注意選手は3、4月ベストゴールのケルヴィン選手。前節愛媛戦でもポストぎりぎりのコースでゴールを決めました。
そして長年琉球に在籍も富所選手。鳥取にも元チームメートも多く中盤として奮起するかもしれません。
元ガイナーレの福村選手。鳥取時代は左WB、CHと起用されていました。琉球では現在CBで起用されていますが左足から繰り出されるクロスは1級品です。
もう1人のCBの上原選手。前節ではブロック、クリアは4本を数えていますが、タックル無しとCBとしてはやや不十分かと感じます。
対する鳥取。前節は4-1-4-1にシステム変更しました。普光院選手を右SHに配置し世瀬選手をアンカーに据えました。左SHの小澤選手のシュートなどいいシーンもありましたが、結果的に世瀬選手の守備に負担がかかりイエロー2枚で退場という状況になりました。
今節は出場停止。システムを元の4-4-2に戻すのか、DHには誰を起用するのか注目されます。
個人的には天皇杯地区決勝でもそつない動きを見せていた知久選手の起用を望みます。
そして古巣対決が監督を含め4人いますがその中の1人の富樫選手。地区予選でも2ゴール上げておりこの試合は途中出場でしたがスタメンでの出場もあるかもしれません。
そして新加入の♪長谷川アーリアジャスール♪選手。1人退場、2失点の劣勢の中の起用と以上に難しい状況の中で前に向くという動きを見せてくれました。馬場選手へのパスは見事でもっと長い時間の起用もあるかも知しれません。
守備では昨日5/2日誕生日の鈴木選手。琉球にも背の高い選手が多く空中戦などディフェンスに期待されます。またコーナーキックなどのヘッドから1日遅れのバースデーゴールにも期待されます。
そしてボールが手につかなかった最初の失点が悔やまれる糸原選手。風雨が強い状況だったので急に変化することもありキャッチするよりは弾いていく方向での守備が良かったのかもしれません。
今日の琉球戦も東南東の風6mが予想されており、風の対応そして今シーズン初のナイターでの照明などの対応も求められます。
最後に前回4年前の対戦のハイライトです。
1分け1敗ですが、鳥取的にはコーナーキックからのゴール、あきらめないディフェンス、琉球時の金監督が行い、今の鳥取に根付かせようとしている守備からの早い攻撃がわかります。
この時の富樫選手の思い切りのいいシュートをこの試合でも期待しています。
いよいよ次はヤジン決戦!!
頑張れガイナーレ!!
コメント(1)
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SPORTERIAスタッフ
2023/5/3 13:30
>昨シーズンも今シーズンもゴール期待値は1.0を切っています。またゴール期待値<被ゴール期待値となっています。
個人的には、やはり攻撃サッカーが琉球の魅力だと思うので上記のデータはちょっと寂しいですね。。。
ただケルヴィン選手、阿部選手という決定力のある選手に加えて清武選手、金崎選手とゴール近くで怖さを発揮できる選手がいるのでやはり怖い。
対戦相手としては、うまく攻撃を寸断して速攻でゴールに迫っていきたいですね!
そういう意味でもボランチorアンカーの部分を今節どうするのか注目しています👀