2023 J3第36節 鳥取 - 琉球 プレビュー

いよいよ雪の季節になりました。当日の気温なども気になりますが今回の相手は南国のFC琉球です。

まずは前回対戦からの戦歴状況です。鳥取戦敗戦後、次節も敗れ監督交代となりました。

そして暫定監督を挟み第28節からまさかの今シーズン鳥取を率いた金監督の起用となりました。

就任後は４戦負けなし、８戦終わって４勝２敗２分と勝ち点を積み上げています。

そしてフットボールラボから引用した各監督のスタッツの比較です。白井監督は１戦のみの指揮ですので、そこを考慮すると金監督がシュート成功率、攻撃、パスCBP、守備Pで一番高い数値を示しています。これはキチンと守備からパスによる攻撃、シュートまで行えているのではないかと考えます。

そして前回対戦前と今回対戦前のスタッツの比較ですが、スローイン、攻撃回数、ボール保持率が低下しましたがシュート、枠内シュート、ドリブル、30ライン進入、PA進入が向上しています。

これも上記同様ボールがなかなかつながらず単発の攻撃になっていまたものが、アタッキングサードやフィニッシュまで行えているのではないかと考えます。

その攻撃方向ですが下の表は５レーンの進入方向です。金監督のみを出しかったのですが３戦の集計のみですので白井監督の第27節も入っています。それで集計すると左サイドが31回と一番多く進入しているのがわかります。内容はパスが多く、クロスでは右サイドからが多くなっています。

スタメン予想ですが、前回は２位鹿児島相手に2-0で快勝。勝利は良いのですが清武選手が累積により出場停止。またCB牟田選手が前半で負傷交代、交代出場した森選手も後半から交代と両選手の体調が気になります。

さらに下の表のように金崎、富所選手が負傷により離脱となっています。

第34節のように4-4-2に戻すのかもしれません。

要注意選手は7/21から途中加入の岡澤選手。先制ゴールも決めていますがパスが41/47と精度が高いです。

そして２点目ゴールの平松選手。先発はアンカーでの出場でしたが下図のヒートマップでわかるように２～３所に濃い部分があります。ここに後半から投入された山内選手のヒートマップを見てみると平松選手と重なる部分が出てきます。これは後半から左サイドにポジショニングし攻撃に重きを置いたのではないかと考えます。

左サイド進入の中心の高安選手。前節でもアシストを決めておりクロスも４本と攻め込んでいます。

そして元ガイナーレの福村選手。前節は３バックの左サイドで守備を行っていました。

そのかわりにシュートもアシストも０、今節もCBで起用される可能性があり４バックの左SBではクロスを挙げているため起用方法が気になります。

対する鳥取。前節はPK献上で先制されるも前半のうちに２ゴールで逆転。その後後半で２失点を受け惜しくも敗戦となりました。そして普光院選手が累積により出場停止。

中盤の世瀬選手との連携も気になります。

期待する選手は前節同点ゴールの東條選手。大学のアシスト王でパスに期待するところもありますが、

前に出てシュートという前節のようなゴールも期待します。

そして逆転ゴールの田村選手。前半のゴールは気持ちが入ったゴールであり、後半勝ちこしゴールも気合が入っていましたがとてもよく聞こえるバーの音でした。

さらに明日が誕生日の高尾選手。ポストプレーなども行っていますが、個人的にはストライカーとしてバースデーゴールを期待します。

そして守備の要の世瀬選手。普光院選手に代わるDHとの連携も気になりますし、平松選手同様に攻撃に参加しゴールを奪って欲しいです。

次は今シーズン最後のアウェー!!

頑張れガイナーレ!!