大差がついた1戦。
勝敗を分けたのはボランチの出来&監督の采配だった。
まず浦和のボランチ。
パス成功率こそ低くはないが、
彼らの2人の特長はボール奪取能力であるため、
ボールを受け取って配球する能力に課題がある。
特に後半先制点を奪われて攻撃に出なければならない状況で、
両ボランチとも積極的にビルドアップに関わることが少なかったため、
CB、SBのフレームでボールを動かすことが多く
柏のDFに何度もボールを奪われることに。
※3失点目はまさにサイドに関根が追い込まれて失点
また、両ボランチがボールを動かすことができないため、
途中出場のFW興梠選手やFW杉本選手が前線から下がってボールをさばいていた。
このため得点力のある2人を投入も前線にパワーなく、得点を奪うことができなかった。
一方、柏のボランチ。
こちらも単純にパス成功率だけではパフォーマンス評価は難しい。
ポイントはこの日70歳を迎えたネルシーニョ監督の采配&選手交代
「ハーフタイムにしっかりとボールを握ろう、
攻撃を急ぎ過ぎているので、簡単にロストするのではなくて
じっくりとボールを握りながら、空いたスペースを見つけて
攻撃の形を作っていこうと指示をした」
※2得点目はコメント通り左サイドから空いた右サイドのスペースへの展開から得点
ハーフタイムに
ボール奪取能力に定評のあるヒシャルジソン選手から
攻守にバランスの取れる三原選手に選手交代。
こちらもパス成功率だけではパフォーマンスを測れないが、
相手の守備を見ながら縦に急ぎすぎず左右にボールを散らすことで、
攻撃に幅を加えていた。
以下、この試合のハイライト
以上、
両チームのボランチと柏ネルシーニョ監督の采配が光った1戦を分析した。
最後に
今後SPOTERIAで自分でデータをカスタマイズできるようになれば、
分析の幅が広がるので是非よろしくお願いします(笑)
コメント(1)
-
Fan
2020/7/24 14:36
私も、データのカスタマイズを期待したいです!