こんばんは、娘と水族館デートしてきた神セーブです。

データで名古屋戦振り返っていきます。


スタッツ

基本スタッツ

前半は名古屋のゲーム、後半は磐田のゲームという内容でした。

ほぼ互角と言っていいようなスタッツの中、差がついたのは枠内シュート数。

大津のインタビューでもありましたが、ゴン中山コーチの炎のシュート練習の成果が出始めたか。

ラッソもシュート精度が上がってきたのは好材料。

鉄壁の守備を誇る名古屋から2得点したことは自信になりますね。


名古屋はゴールシーンはコンビネーションから生まれましたが、他の場面では個の突破からの単独攻撃が多く、怖さはさほどなかった印象です。


スタメン

磐田

フォーメーション図

磐田は前節広島戦から2人変更。

右CBに山本義道、GKにコシェレフを起用しました。


名古屋

フォーメーション図

名古屋も前節から2人変更。

右のWBに森下、CHに阿部が入りました。


ゴール期待値

ゴール期待値

磐田1.26 名古屋0.45

お互い数値以上の決定力は見せたというデータですね。


時間帯別パスネットワーク図

時間帯別パスネットワーク図

磐田は後半立ち位置を変えてパスが良く回るようになりましたね。

ヤットさん中心にパスが回っているのが良く分かります。


名古屋

時間帯別パスネットワーク図

前半は磐田がブロックを作り、最終ラインでは持たれるのを許容していた事もあり、最終ラインとレオシルバのボール回しが多かったですが、後半は磐田が最終ラインにプレスを掛けたことでパスが回らなくなったことが良く分かりますね。

森下選手が高い位置で起点になっていたことも読み取れます。

磐田に戻ってきてほしいなぁ・・・


走行距離・スプリント回数

走行距離・スプリント回数

走行距離・スプリント回数

ヤットさん、走行距離は大貴より走ってるのすごいです。

あとは大体試合見てた印象と同じですかね。

相馬選手はWBでは良さが出せていない印象。


ジュビロ磐田攻撃のポイント


喰いつかせてサイドをえぐれ!


喰いつかせてからの決定機、というシーンはほぼ無かったですが、後半は相手DFライン間のスペースに入り込み、そこからチャンスを伺う攻撃は多く見られました。


ジュビロ磐田守備のポイント


高速カウンターに要注意!


スピードに乗られてのカウンターは64分のリカルドがマテウスに奪われてからのシーンがありました。

この場面では健勇が素晴らしいプレスバックで、ファウルにはなりましたが止めてくれて助かりましたね。


注目選手


ちょっとマテウス!

残念、そこはリカルド・グラッサ!


守備スタッツ - リカルド グラッサ

攻撃スタッツ - マテウス カストロ

直接マッチアップしたシーンではリカルドが止めるシーンが多かったように感じましたが、マテウスも先制ゴールをゲット。

その先制点のシーンではリカルドは裏を取られてやられましたね。


得点シーン振り返り


名古屋の得点シーン

42分12秒の場面です。

森下から中谷へパスが入ります。この時は磐田の守備陣形は整っています。

しかし唯一健勇のスライドが遅れ、レオ・シルバへのパスコースが空いてしまいました。


42分14秒

中谷からパスを受けたレオ・シルバはワンタッチで前進。

上原がレオ・シルバへプレスに行ったため、リカルドは稲垣に釣られて前進。ニアゾーンの大きく空いたスペースにレオ・シルバはパスを通します。

森下はレオ・シルバの意図を感じ取りスプリント。

小川大貴はボールウォッチャーになっており、森下がトップスピードで入っていくことに気づいていない状況。


磐田としてはリカルドが食いつき過ぎなければ、

小川大貴が森下のスプリントに対応し、ランニングコースに身体を入れることが出来れば良かったかなと思います。


42分17秒

森下がマテウスにパスを送りゴール。

槙人・コシェレフもカバーに行きますが間に合わず。

状況的に槙人・コシェレフの対応は間違っていないと思います。

一瞬の隙を突いた、名古屋の見事なゴールでした。


磐田 大津祐樹の2点目


83分56秒

同点ゴールの直後、名古屋のキックオフで始まったはずですが、DAZNのリプレイが終わるとこのシーンから始まります。

現地で見てましたがなぜ名古屋がボールロストしたのかは覚えてません(笑)


4-4-2で逆転ゴールを狙う磐田。

LSBの松本昌也が逆サイドのフリースペースのある鈴木雄斗へロングフィード。

上原力也の試合後インタビューで、

「前半からボールを奪ったときに逆サイドのライン間が空いていたことは分かっていた」

と言っていたので、このパスはそこを狙っていたかもしれません。


83分59秒

松本のパスはペナルティエリア内へ。

鈴木雄斗は丸山に競り勝ち、大津へ正確に落とします。

大津は雄斗のパスが来ることを予測し、あまり前に入り過ぎず、中央のスペースでコントロール。

この時磐田攻撃陣は全員名古屋DFの間にポジションを取っているのが素晴らしいですね。


84分01秒

大津はシュートモーションに入るが、仙頭が左側からタックルに。丸山もコースを消している。

仙頭の手が大津に触れており、シュートブロックにきていることを感じた大津はシュートフェイントを入れる。


84分02秒

仙頭と丸山を振り切り、ニアサイドのシュートコースを作った大津。

ここで注目したいのは鈴木雄斗のバックステップ。

大津のシュートコースを作るために少しバックステップで下がることで大津のシュートコースが出来ました。

大津のフェイント・強烈で正確なシュートも素晴らしいのですが、鈴木雄斗も正確なヘディングでのパスとシュートコースを作るバックステップも素晴らしかったですね!


GW ゲット ゴーイング ゲット勝点3!!!


星のない空に星描いて 優しい光 溢れ出した 


ありもしないおとぎ話 ーわずか2分で逆転ー

写真提供:海の家さん

写真提供:ビブさん


綺麗事だっていいんだ 笑われたっていいんだ 夢描こう

写真提供:トモキさん


スピラ・スピカ ゲットゴーイング より


GW3連戦、最高のスタート、重要な勝点3ゲット!!!


今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!

写真提供して下さった 海の家さん・ビブさん・トモキさん、ありがとうございました!