写真提供:cyocobi.01.07さん
こんばんは、神セーブです。
FC東京戦、レビューしていきます。
スタメン
磐田は2人スタメン変更。
レオゴメス・渡邉りょうがベンチからも外れ、
ボランチに平川怜、シャドーに高畑奎汰が入りました。
FC東京は前節から3人変更。
CBにトレヴィザン、RWGだった安斎がLSBに、ボランチに高、RWGに仲川が入りました。
試合展開
前半
磐田の守備
FC東京のWG、仲川と遠藤がサイドに張るため、磐田はWBの松原・松本が見る形が多かったです。
植村が遠藤に付いていった時は横にスライドして4バック化。
クルークスになるべく高い位置を取らせようとしていたように見えました。
FC東京は高がアンカー的なポジショニングで降りてくることが多かったです。
FC東京の守備
ハイプレスを仕掛けるときは荒木とオリベイラで伊藤槙人と川島を狙い、
植村とグラッサには遠藤・仲川がプレス。
ボールサイドのWBにSBが出て、CBが横にスライドしていく形。
磐田が敵陣まで侵入した時は4-4-2のブロックを作り守る形。
FC東京、ビルドアップで打開
21分30秒、この時間帯くらいからFC東京が磐田の守備を打開し始める。
CBが開き、トレヴィザンにクルークスが喰いついたところを安斎がハーフレーンで受けて展開。松本昌也はWG遠藤のマークで後ろに引っ張られているため、●のあたりのスペースを使われて起点を作られ始めました。
FC東京にかなりCKを与えましたがなんとか無失点で折り返す。
後半
前半終了前に足首を負傷したディエゴ・オリベイラが交代。
小柏がCFに入りました。
FC東京 先制
右サイドを仲川・荒木のコンビネーションで崩し、荒木のクロスを松本昌也がクリア。
それで得たCKから52分、FC東京が先制…
ショートコーナーでタイミング、マークをずらされ、安斎がフリーになりました。
磐田 システム変更
55分、すかさず横内監督が動く。
中村駿と松本昌也に代えて、
失点の前から交代を用意していた上原力也と、失点を受けてマテウス・ペイショットを投入。
4-2-3-1に変更。
62分には平川怜と高畑奎汰に代えて、
引退を表明した山田大記をボランチに、左サイドハーフへ藤川虎太朗を投入。
上原が前選択をして展開することでチームが前重心になれました。
ペイショットが入ったことで前線で起点が作りやすくなり、磐田が押し込む展開に。
4-2-3-1になったことで、マークがはっきりし、中盤でボールを奪えるようになった磐田。
磐田の反撃がチャントとともに始まる。
さらにFC東京にアクシデント。
後半良いプレーを見せていた荒木が負傷交代。
俵積田がRWGに、仲川がトップ下に入りました。
DOGSO!!
75分、試合前から吹き荒れていた強風、”遠州の空っ風”がホームアドバンテージを与える。
GK野澤のゴールキックをグラッサがヘディングで跳ね返すと、風に乗ったボールの目測をやや誤った木本。
中途半端な位置に落ちたボールをかっさらいゴールへ向かう藤川虎太朗に対し、
木本の伸ばした足が掛かり、PAエリア直前の位置でFKとなる。
決定的機会の阻止、DOGSO(どうしてゴールをそんな風に止めるの?)で木本は一発レッドカードで退場となった。
同点弾!!
そして得たFK。
ボールの元には上原力也と松原后。
上原が直接狙うかと思わせたが、ペイショットにピンポイントで合わせた正確なクロスボールを得意のヘディングシュートでサイドネットに叩きつけたマテウス・ペイショット!!
ヤマハスタジアムのボルテージは最高潮に!
鳴り響く磐田の反撃!!
1人少なくなったFC東京は仲川・東に代えて、CBに岡、ボランチに小泉を投入。
4-4-1で戦うことを選択。
まさかの展開
82分、クルークス・植村と繋いで、ハーフレーンに侵入した山田大記がシュート。
ブロックされましたがCKを獲得。
CKのこぼれ球を拾った藤川虎太朗。
小柏をワンフェイントでかわして放ったシュートは中村帆高の手に当たり、再びPAギリギリ外でFKとなる。
しかしここでVARが介入。PA内のハンド、PKの可能性ということで主審の岡部さんはOFR(オン・フィールド・レビュー)を実施。
長い時間を掛けて判断した結果、PKの判定に!!
ボールを抱えているのはジャーメイン良だったが…
山田大記にボールを託すジャーメイン良!!
大歓声のヤマハスタジアム!!
劇的な展開!!
右足で蹴るモーションで走り出し、GKの動きを見ながら左足で蹴り込む超絶技巧PKで奇跡の残留の望みを繋ぐサックスブルーの10番!!
アディショナルタイムは10分。
その10分も素晴らしいボールキープ、ゲーム運びでゲームクローズしたジュビロ磐田が残留の可能性を繋ぐ、大きな大きな勝利を手にしました!!
スタッツ
相手が1人少なくなったこともありますが、走行距離・スプリント回数・ボールポゼッションで相手に負けなかったことはプラス材料。
ゴール期待値
期待値通りのスコアとなりました。
失点後はFC東京にシュートを撃たせなかった守備は素晴らしいですね。
走行距離・スプリント回数
クルークスのスプリント回数には毎試合頭が下がります。
山田大記 引退セレモニー
どんなに どんなに
少しだけ少しだけ 踏み出したちいさな一歩で
写真提供:ともさん
こんなにもこんなにも 景色が変わってくこと 僕は知ってるから
写真提供:cyocobi.01.07さん
どんなにどんなに泥だらけでカッコ悪くても
どんなにどんなに転んでヘコんで失敗かさねても
写真提供:cyocobi.01.07さん
いま ほんとにほんとに心の底から笑えるよ
写真提供:ともさん
選んだこの道に 迷いはないから
写真提供:cyocobi.01.07さん
どんなにどんなに泥だらけでカッコ悪くても
どんなにどんなに転んでヘコんで失敗かさねても
たった1ミリでもゼッタイ昨日よりも今日のほうが
夢に近づいていると信じてる
写真提供:cyocobi.01.07さん
少しだけ少しだけ 踏み出したちいさな一歩が
写真提供:ともさん
いつの日かいつの日か すべての始まりだったと 胸をはって
写真提供:ともさん
伝えたいから 伝えたいから
写真提供:ともさん
素晴らしい写真を提供してくださったcyocobi.01.07さん、ともさんありがとうございました!
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!
〆
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