戸田さんの解説を聞いて勉強しようの回。
今回のカードは3試合勝ちのない清水vs4試合勝ちのないFC東京。
試合を観ていない方はハイライトをご覧下さい。
結果は3-0でFC東京の勝利。
両チームとも決定機はあったものの、確実にチャンスをものにしたFC東京が完勝した。
さてこの試合は4-4-2vs4-1-2-3という近年ではよく見るシステムの対戦となったが、特に4-1-2-3を採用しているチームにとっては非常に参考になる試合であった。
FC東京のパスネットワークを見て欲しいのだが、かなり珍しいことが起きている。
それは何かというとSBを中心としてパスが展開されている事である。
なぜこのような事態になったのかというと、FC東京のSBとWGが流動性を確立できていたからである。
vs4-4-2の場合SBとWGがそのままのポジションをとっているとマークにつかれやすくなってしまう。
それを回避するために上手く可変して対応していた。
特に右サイドはこの流動性が顕著で、右WGの渡邊がかなり自由に動き回っていた。
1得点目も配置をズラした左SBが起点となったことから生まれており、このFC東京の工夫が勝利に繋がったといっても過言ではない。
コメント(1)
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SPORTERIAスタッフ
2022/6/5 13:44
FC東京のパスネットワーク図、数学の授業に出てきそうな幾何学性がありますね!
可変システムの gif アニメ、分かりやすいです👏
前線でズレを作って、両サイドバックの攻撃参加を促しやすい形になっていますね。
だからこそSBの小川選手がゴール前に入ってきての2ゴールが生まれたのだと感じました💡