前節は結果、内容ともに相手に上回られ
手痛い逆転負けを喫しました
が、リーグ戦も残りわずか4試合
そして何とここからの4試合中3試合が
神奈川ダービーです
負けられませんね!!!
(日程くん、ぶっこんできたなぁ…)
ダービー連戦、最初の相手は湘南です
ここ4試合負けなし(2勝2分)と
安定した戦いを続けており
手強い相手となりそうです
今回もポイントを絞って
湘南の傾向と対策について
考えていきたいと思います
【湘南の守備】
高い位置で奪うぞ!というよりは
前に進ませないぞ!
(=後ろに下げさせる分にはOK!)
という意識が強いように見えます
0-0もしくは
自分たちがリードしている状況では
基本的には待ち構える姿勢を保ちますが
今回の試合、特に序盤は
積極的にプレスをかけてくるのでは
と個人的に予想します
試合を優位に進めるために
待ちの姿勢ではなく
攻めの姿勢を全面に押し出してくる
可能性は十分にあると思います
【マリノスの攻撃×湘南の守備】
①SB周辺のスペースを活かす
現在の湘南の守備の形では
こちらのSB周辺に
スペースが生まれることになります
このスペースにボールを運ばれると
陣形を崩す(1人が前に出る+スライド)
必要が出てくるので
ここを上手く利用する
その中でも特に
相手の中盤3枚を動かして
生まれたスペースを活かし
中央で前を向けるかが
重要になると考えます
一つの例として
WGがDHに落とす形を
図で示しましたが
中盤3枚を動かすことで
3トップへの縦パスも通しやすくなる
と思うのでライン間への縦パスも
積極的に狙っていきたいところです
サイドに逃げてばかりでは
相手の思うツボなので
ショートパスで前進する際は
中央を割るという意識が
大切になってくると思います
②裏へのロングボール
DFライン裏のスペースは
湘南と対戦するチームはほぼ例外なく
突こうとするポイントですが
スペースがあってゴールに直結する
可能性が高ければ…
そりゃあ狙いますよね
ということでマリノスとしても
もれなく狙っていきたいポイントです
一発で裏を取れるに
越したことはないのですが
そこは相手も織り込み済みだと思うので
簡単にはいかないでしょう
大事なことは
いかにセカンドボールを拾うか
だと考えます
ロングボールで相手のバランスを崩し
セカンドボール回収から
素早くゴールに迫る攻撃を
数多く仕掛けられれば
得点の可能性が高まるのではと思います
それと同時に重視したいのは
チーム全体の押し上げです
セカンドボールを相手に拾われたときに
中盤に大きなスペースがあれば
そこを利用され勢いを持って
前進されてしまうので
それを防ぐポジションを
試合を通じて取り続けること
とはいえ
ロングボール一辺倒になってしまえば
それぞれが走る距離が長くなり
自分たちの首を絞めることにも
なりかねないので
チームとしてスコア、時間など
状況を判断して
頻度をコントロールしていく
必要があると思います
③中央突破
自陣ゴール付近まで相手に侵入されると
湘南は人数をかけて中央を固めてきます
ゴール前の局面では
ボールを奪うことより
ゴールを守る意識が高いがゆえに
ボールホルダーに対しての出足が
遅くなる傾向があるように見えます
どこのチームもそうかも知れませんが
湘南は特に顕著な印象
前線の選手のフィジカルを活かしつつ
サイドだけでなく中央の狭いところを
割っていくような攻撃からも
得点のチャンスはあると考えます
【湘南のビルドアップ】
①ロングボールでの前進と
②ショートパスでの前進の2つ
石原(直)のケガによりFWに指宿が
起用されるようになってから
①の割合が高くなっている印象です
指宿が収めて落とし
そこからサイドに展開して前進します
②では中央でボールを奪われることを
かなり嫌っている印象です
3CBからCHやIHへの縦パスを
入れる頻度は少なく
通せる確率が高いパスを優先して選択し
リスクを抑えたビルドアップを
試みてきます
2トップは一人が
中央にとどまり相手CBと駆け引き
もう一人はパスを引き出すために動く
と明確に役割分担がされている印象です
【湘南の攻撃×マリノスの守備】
サイドではなく
中央に奪いどころを設定して
相手が嫌がる局面が生まれるように
仕向けたいところです
ここ最近の湘南は
3CBからの中盤への縦パスを
カットされたり低い位置で
出しどころを探しているうちに
ボールを奪われたりしたことに起因する
失点や被決定機も多いので
高い位置でのボール奪取
を積極的に狙っていきたいです
加えてリスクを嫌って
FWに放り込んできたボールは
CBを中心に回収し相手の前進を
きっちり阻みたいところです
【警戒したいサイドチェンジ】
湘南の攻撃パターンの一つである
サイドチェンジには要警戒
だと考えます
ある程度前進した後に前が詰まると
主にHVから逆サイドのWBへ
対角線のロングボールを送り込んで
相手のスライドが整わない内に
クロスを入れて得点を狙ってきます
蹴らせないことが一番ですが
両SBをはじめチーム全体で
警戒したい形です
左WBの畑は右の岡本に比べて
対面の相手をドリブルで
かわそうとしてくる傾向が強いので
こちらの右SBが1対1で
上回ることができるかも
重要になりそうです
【カギとなるクロス対応】
湘南の得点源は何といってもクロスです
ここまでの試合
セットプレー(CK、直接FK)も
おおむねクロスと考えると
71.4%がクロスからの得点です
長身の指宿には警戒ですが
それは相手も分かっていることなので
指宿を囮にした周りの選手の動き
特に捕まえづらいであろう
2列目の選手が
飛び込んでくる動きに注意
したいです
GKとDFラインを中心に
いかにクロスからの失点を防ぐかが
勝敗に直結する大事な要素になる
と思います
最後まで読んで頂いた方
ありがとうございます
思うようにいかない試合が
続いていますが
目の前の試合に全力で挑み
日々成長していくのみです
必ずや勝ち点3を
コメント(1)
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SPORTERIAスタッフ
2020/11/11 15:27
残りの試合のほとんどが神奈川かカタール‥極端過ぎて訳が分からないですね!💦
両チームともよく走るので、ダイナミックな試合展開になることを規定しています💡