得点も勝ち点3もあと一歩

リーグ14節のアウェイFC東京戦は0-0の引き分けとなった。

フォーメーション図

スタメンはGKがキムスンギュから佐々木に代わりフィールドプレーヤーは前節と同じメンバーで臨んだ。

基本スタッツゴール期待値

後方からボールをつなぐ東京がボール保持率は上回り(柏41%:東京59%)、前線からボールを奪いカウンターを狙う柏がタックル数で上回る(柏17:東京13)互いの狙い通りの数値が出ていた。ゴールチャンスは柏の方が多く、終盤の攻勢もあって最終的なゴール期待値も柏が上回った。

パスソナー・パスネットワークエリア間パス図

柏のパスネットワークは古賀からのボールで左サイドが中心となった。前節アグレッシブな動きを見せた三丸、この試合も最多8本のクロスを送るもラストパスとなった数は0とシュートまで至らなかった。古賀、三丸の左サイドのネットワークをもっとチャンスに直結させていきたい。

攻撃スタッツ - 三丸 拡

古賀は好守において高い位置を取り攻撃では前線へ縦パスを狙い、守備ではアンカー脇の位置に入る相手に前から対応した。

攻撃スタッツ - 古賀 太陽ヒートマップ - 古賀 太陽

柏で最もチャンスを生み出せるマテウスサヴィオはスタートポジションの右サイドから中央や左サイドまで位置し20分には左サイドから中央へスルーパスを送り細谷のシュートシーンをつくった。相手に警戒され、DFライン前でのボールタッチが多くなっていたがチーム全体でマテウスサヴィオを前に押し出し、8分や43分のようなサヴィオ自身をエリア内に侵入させてゴールに近い位置でチャンスシーンを増やしていきたい。

ヒートマップ - マテウス サヴィオ攻撃スタッツ - マテウス サヴィオ

試合内容に手応えはあるがリーグ3試合で得点なし。サヴィオのスルーパス、FK、CKからの惜しい場面、切り札としての森の投入でチャンスが生まれているので次はモノにしていきたい。得点が生まれるか生まれないか、勝ち点3が取れるか取れないか、あと一歩のところまでは来ている。第三ブロック残り3試合連勝しない限り勝ち点10には届かない。

【第三ブロック】

12節・H・浦和・△・0-0

13節・H・G大・●・0-1

14節・A・F東・△・0-0

15節・A・札幌・?・?-?

16節・H・清水・?・?-?

17節・H・神戸・?・?-?

勝ち点 2/(目標)10 達成率20% 


【柏アカデミー出身比率】

スタメン:GK佐々木、DF上島、古賀、FW細谷 

※スタメン比率36%(4/11) 

リザーブ:GK松本、DF田中、MF大谷、FW升掛、森

※出場比率47%(7/15) ※メンバー入り比率50%(9/18)  


【柏アカデミー出身比率(リーグ14節まで)】

スタメン比率25%(39/154) 出場比率29%(60/210) メンバー入り比率38%(95/252)