起こるべくして起こった決勝弾

はい、今回は早めに書きます。

なぜならばTwitter上で弦太に対する厳しい意見が散見されたので

私なりに敗戦の内容を書いておこうと思ったからです。


まずはフォメから

フォーメーション図

ガンバは出場が危ぶまれたジェバリも無事先発。

しかしラマダンの影響からかキレはイマイチ。

でも今日もボールを収めまくってはいたのですが。

明らかに京都が彼に注視しているにも関わらず。

フォーメーション図

京都は同じような形でミラーゲームを仕掛けてきました。

ただ、ガンバはCFW+WG2枚に対して

京都はCFW2枚+STベルギー帰りの豊川といった感じで身長が190cmドイツ帰りの木下を只WGとして使うのではなく

前線の3枚のポジションは流動的になるのは想像できます。

形だけ見れば川崎の脇のスペースを石毛、ダワンがどう使っていくか?

が焦点になりそうな試合前の並びの感想でした。


京都は川崎より前の5枚の選手が前線からハイプレスを仕掛けてきました。

これも欧州好きなチョウさんによるゲーゲンプレスといった所でしょうか?

以前大量失点で敗北したベルマーレ戦でも同じような形で苦しめられましたが

ガンバは冷静に繋ぎ、チャンスを構築、前半9分には福田の惜しいシュートもありました。

この福田への繋ぎもそうですが、選手たちは逆サイドを見られる様になりました。

右のアラーノ→中央のジェバリ→左の福田ときれいな形で繋いでいます。

が、先制は京都。

22分豊川がスペースへ飛び出す一瞬の飛び出しから得点。

この失点から一時は京都にボールを握られかけますが

不思議とこの時点では負ける気がしなかったんですよね。

何でだろ?上手くボール回せてたからかな?

この時点は、ですけど。


川崎の危ないシュート等もありましたが37分、石毛の美しいミドル。

石毛、お前はやれる子や!ワシは知ってたんやで!!

https://twitter.com/baggio1813/status/1637091815928250368

などと喚き散らしているとその後ダワンがフリーでヘッド!

前半の福田やこのヘディングが決まりさえしていれば・・・。


この後は福田とバチバチにやりあっていた白井に入り込まれたりもしましたが

福田が負傷交代。

しかし、私はこれを奇貨としました。

杉山は裏抜けも得意だからです。

更にポヤトス監督が山本理仁と武蔵を投入します。

これはもう明らかに「ラインの高い京都の裏を突け!」という

監督からのメッセージなのですがその直後。

問題の82分 パトリックの恩返し弾。

https://twitter.com/i/status/1647218893591822338

弦太はネタラヴィに繋ごうとしますがパトリックが

明らかに意図した動きで谷→ネタラヴィへのパスコースを切ってきます。

パウニーニョは半田と中盤へのパスコースを切りながら物凄い勢いで詰めてきます。

この時点で弦太にはパスの出し所がありません。

自力でパウリーニョを剝がさないといけません。

交代して入ってから間もない、元気いっぱいのパウリーニョを。


京都は3トップ3人とも交代で代えてハイプレスの強度を維持しています。

そしてガンバは攻撃に詰まると最終ラインへボールを戻す事が多々あります。

すなわちこの失点の形は最初からデザインされていたもの。

チョウ監督の計算通りだと思われます。

弦太はまんまとハメられてしまったのです。

以前の谷の時もそうですが、これは今後何らかの手を打たないと

犠牲者はまた増えます。

それともこのままこの形を続けていくのでしょうか?

責められるのは選手です。

それでもこの形での失点は必要経費として計上していくつもりなのでしょうか?

だいぶ、負債がたまっている様ですが・・・。


もう一点気になるのが

攻撃スタッツ - 宇佐美 貴史

明らかに動きが悪い。

パスをもらう動きが悪すぎて左サイド攻撃の停滞の原因になっていました。

試合勘が戻っていないのか何なのか・・・。


最後に

攻撃スタッツ - 一美 和成

一美、ポストプレイ上手くなったなぁ・・・。


攻撃スタッツ - パトリック

パト、日本語上手くなったなぁ・・・。

😢