2022明治安田生命J1リーグ 第23節 ガンバ大阪vs京都サンガ



16位 ガンバ大阪(勝点:21 / 5勝6分11敗-9)

11位 京都サンガ(勝点:25 / 6勝7分9敗-4)

初めて京都サンガをパナソニックスタジアム吹田に招いて迎える今節。監督が6ポイントマッチと明言した通り残留の為には非常に重要な試合。PSGとの親善試合を経たことによって変化は生まれるか。


ガンバ大阪 フォーメーション【3-4-3】

システム3-4-3を採用。離脱選手は下記の通り。

坂本 → PSG戦から不在な為、怪我?濃厚

福岡・武蔵・パトリック → 今節のみ不在。コンディション不良?

他離脱組 → 一森、山本(悠)、山本(理)、福田、宇佐美

フォーメーション図


京都サンガ フォーメーション【3-4-3】

対する京都も3-4-3。コロナによって離脱者多数となっている。

フォーメーション図


試合結果

前半は全体的に押されていた印象。後半改善し、得点に結びつく。京都側の選手にレッドカードが出た時点で勝負あったかと思われたがロスタイムに痛恨のPK献上。1-1 と追いつかれ試合結果はドローであった。

基本スタッツ

ゴール期待値






※ここからは前回のブログに書いた『片野坂監督の采配』の現状を書こうと思う。完全に愚痴なので不快に思ったらすいません。








前回ブログを書いた時とは違って隠せない程に手腕へ疑問の声があがっている。『勝てない』、『狙いが見えない』、『一貫性がない』とないない尽くしの現状でサポーターが悲観的になるのは仕方がない。前回語った《①戦術変更時の優柔不断さ、②前線に高さを必要とする不合理、③守備ブロックの考え方》について再度考察してみた。


①戦術変更時の優柔不断さ

コレに関しては一部の外国籍選手を起用しなくなった為、ある意味改善したといえる。連戦の時は非難が非常に多かったが。ただ狙いと一貫性は持ってほしいと思う。アレコレとテストしているのかも知れないが本当に余裕が無い現状だと憤りを感じる。勿論選手のコンディション等はコチラで把握できない為、致し方ないところもあるのかも知れないが…

②前線に高さを必要とする不合理

鈴木武蔵を監督のリクエストで獲得。C大阪戦でCFとして起用された。ロングボールのターゲットを任され、印象としては卒なくこなしていた。しかし過去J1のクラブチームに在籍していた際、頭でのシュートは別としても敵陣空中戦に優れていてボールを収めるタイプという印象はない。データ的にも実際その通りで札幌サポーターからも『任せられていたことはあるが適任であるとは言い辛い』とのこと。武蔵が一皮剥けてくれることを願うが残留に向けての正念場と考えた場合は起用法を考えなければならないのかもしれない。背丈は無いが収まるCFとして順応する可能性がある坂本が行方不明な為、取れる策も迷走中。今節は食野に任していたが成功とは言い辛いだろう…

③守備ブロックの考え方

ブロックは最後列の5枚以外放棄している現状。3-4-3で可変せずにブロックを敷くとなった場合、一般的には5-4-1となるが前3枚+中盤1枚が前線からのプレッシングに出ていく為、プレッシングを掻い潜られた際に5ブロックの前にポツンと中盤選手が1枚だけいる状態ということが多い。いわゆるバイタルエリアがスッカスカ状態。引いて守るという選択肢を流れの中で持っていて良いと思うのだが無いご様子。最後尾の5ブロックもチャレンジ&(絞って)カバーが攻め込まれた際は見受けられない。守り方が前と後ろチグハグで選手間でも意識的に齟齬が起きる原因にしかならない。何かしらの変更は必要。手腕に期待したいが前回ブログで話した通り認識のズレが改善していないので不安が募る。


23節を終えて残留の争いは激化。なんとか残留!

14位 札幌 勝点25 -18

15位 G大 勝点22 -09

16位 磐田 勝点22 -11

17位 神戸 勝点21 -08

18位 清水 勝点21 -09