おはようございます、神セーブです。

川崎戦データでレビューしていきます。

写真提供:海の家さん


スタッツ

基本スタッツ


やはり王者川崎とはプレー強度や質の部分で差はありました。

予想通りスタッツは川崎が大きく上回っています。

しかし完全に守備が崩されたような場面は少なく、組織的に、そして個の部分でも磐田の選手たちは頑張っていました。

磐田としてはパス成功数が低いので、ここは修正点ですね。


スタメン


磐田

フォーメーション図

予想に反して連戦でもベテランの大井と遠藤をスタメン起用。

大津・杉本もスタメンでした。

現在のベストメンバーを組んだという印象です。


川崎

フォーメーション図

インサイドハーフに遠野、3トップはマルシーニョ・知念・小林。

ダミアン・家長はベンチスタートとなりました。


ゴール期待値

ゴール期待値


磐田 0.86 川崎 2.34

川崎には2点以上取られてもおかしくなかっただろうという数値が。

これを見ても三浦龍輝のファンブルは責められるものではなく、他のセービングでの貢献を語られるべきですね。


パスソナー・パスネットワーク


川崎戦

パスソナー・パスネットワーク

柏戦

パスソナー・パスネットワーク

相手やメンバーが違うので一概には言えませんが、川崎戦ではシャドーの大森の所で収められている。

そして柏戦では森岡から大津へのパスラインはないが、川崎戦ではリカルドから大森へのパスラインがあります。

リカルドのフィード能力は今後の大きな武器になるかもしれませんね。


川崎

パスソナー・パスネットワーク

前の5人間のパスラインが少ないですね。

磐田の守備がそうさせなかったという事でもありそうです。


走行距離・スプリント数

走行距離・スプリント回数


シャドーの大森とヤットさんの運動量が普段より多かった印象です。

全員、特に守備は頑張っていましたね。


磐田攻撃のポイント


DFラインをひっくり返せ!


あまり川崎のDFラインの裏を取るような攻撃は繰り出せませんでしたが、大森のゴールシーンはまさにDFライン ぐるりんとひっくり返してやるんだ~的なゴールでした!

カウンターに出ようと前に矢印が向いた川崎のボールを奪い、素早くサイドの鈴木雄斗に展開、そこからダイレクトでグラウンダークロスを川崎DFラインの裏へ送り込んだことで、川崎の反応が遅れましたね。

まさにDFライン大逆転のゴールでした!


磐田守備のポイント


ショートカウンターを出させるな!


磐田はボール保持した後、ミスから中盤でのボールロストは多かったのですが、全員守備の意識が高く、リスクマネジメントは出来ていたため、カウンターを喰らうシーンは少なかったかなという印象です。


そもそもアタッキングサードまでボールを運べていない事あり、川崎にスペースを与える事も少なかった事も一因かと思います。


危ないシーンも伊藤槙人・三浦龍輝の活躍で凌げていました。


川崎フロンターレ 注目選手


山根視来 選手

攻撃スタッツ - 山根 視来

守備スタッツ - 山根 視来

ヒートマップ - 山根 視来

連戦の疲労もあるだろう。右WGが小林だった事もあり、タメを作ってくれる家長と違い、PA内に侵入することは少なかった印象。


ジュビロ磐田注目選手


大森晃太郎 選手

攻撃スタッツ - 大森 晃太郎

守備スタッツ - 大森 晃太郎

ヒートマップ - 大森 晃太郎

スプリントはチーム2位、走行距離は1位を記録した大森。

対峙する日本代表山根があまり攻撃に絡めなかったのは大森の守備の頑張りも一因だろう。


川崎がカウンターに出ようとした所をDFライン大逆転させたボール奪取からのゴールは素晴らしい活躍でした!


今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!