ファジアーノ岡山VSいわきFCは前半でMF19岩渕が古巣相手に2ゴールを決めてリードを広げるが、
後半から入ったDF34大森に1点を返されるがこのまま試合終了。今シーズンのリーグ戦で前半だけでの複数得点は今季初。勝点を58に伸ばし、プレーオフ圏内を維持しています。
岡山は前節からスタメンを3枚変更。特にFW22一美はFW99ルカオに変わり、4試合ぶりの先発出場となりました。一方のいわきは直近5試合先発だったDF34大森からDF22生駒に変えるなど前節から4人入れ替えました
セットプレー
引用元;Football LAB | データによってサッカーはもっと輝く
これは今季の得点と失点の割合を比較した表になります。
得点割合では両チームともに、セットプレーからの得点割合が多くなっており、これはリーグの中でも横浜FCにつぐ数字になっています。
失点割合では両チームともに得点と同じくセットプレーからの失点割合が高くなっています。
このデータからもわかるように、この試合も両チームともにセットプレーから得点することができましたが、同じようにセットプレーからも失点してしまいました。
ファジアーノ岡山の左CKと注目プレイヤー
※映像から筆者作成
上記の表はファジアーノ岡山の直近5試合の獲得したCKの本数とCKからの得点、得点したCKが左右どちらからだったのか、についてまとめてみました。
すると、32節のスコアレスドローに終わった水戸戦以外ではCKから得点をあげていました。
また、4ゴールの内3ゴールは左CKからの得点であることもわかりました。
この試合も左CKからの流れからMF19岩渕の先制点につながっていました。
左CKを獲得できると得点できる可能性が高くなるかもしれません。
左CKを獲得するために注目プレイヤーとしてMF17末吉を上げたいと思います。
上記のヒートマップは前節の第34節の甲府戦と今節の第35節のいわき戦を並べてみました。
比べてみると前節は濃い緑がある場所が自陣に集中していますが、今節は敵陣での濃い緑の割合が高くなっており、ボールタッチ数も前節より増加し、敵陣の深いエリアでのタッチ数が多くなっていることが分かります。
また、先ほどのCKの表と合わせてみると前節はCKが3回今節は11回となっておりMF17末吉のポジションが大きく影響しているのではないかと考察することができます。
このことから左サイドのMF17末吉がなるべく敵陣でプレーし、敵陣の深いところでのボールタッチが増加すると特徴であるドリブルからのクロスやCKを獲得する回数を増やすことができると思いました。
まとめ
今節はMF19岩渕が古巣相手に2ゴールを決めて2ー1で勝利を収めました。これでMF19岩渕は今季二桁ゴール達成の11ゴールとし、キャリアハイを更新しました。
ファジアーノ岡山のセットプレーからの得点力はとても大きな武器になっていると感じ、特に左CKからの得点は直近5試合で多く挙げています。左CKを獲得するためには左サイドのMF17末吉がなるべく敵陣でプレーし、敵陣の深いところでのボールタッチが増加すると特徴であるドリブルからのクロスやCKを獲得する回数を増やすことができると感じたので残りの試合も注目していきたいです。
参考文献;Football LAB | データによってサッカーはもっと輝く
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