10月18日、JFE晴れの国スタジアムで行われたファジアーノ岡山vsセレッソ大阪の試合を観戦しました。
前半20分、セットプレーの流れからまさかのルカオ選手のオウンゴールでセレッソ大阪が先制。しかし、ファジアーノもすぐに反撃。32分には佐藤龍之介選手が放ったミドルシュートがゴールネットを揺らし、同点に追いつきます。
試合は1−1のまま後半へ。ところが、63分にGKブローダーセン選手が退場となるアクシデント。数的不利の中で粘り強く守るも、セレッソに決勝点を奪われ、最終的に1−2で惜しくも敗戦となりました。
この試合を観戦していて感じたことはファジアーノは左からの攻撃が多いということです。


データを見ても分かるように、ファジアーノは左サイドを起点に攻撃を組み立てる場面が多く特に左サイドの佐藤龍之介選手は、ビルドアップに参加し前線への供給面でも存在感を感じました。
佐藤選手を中心に左サイドでの連携が太く描かれており、左サイドが攻撃の主軸となっていたことが分かります。

個人スタッツに注目すると佐藤選手はこの試合でチーム最多となる38本のパスを記録し、そのうち27本を成功させています。さらに自らもミドルシュートで同点ゴールを決めるなど、攻守両面でチームを支える若手のキーマンだと感じました。
佐藤選手の高いパス精度と判断力が、チームの攻撃リズムを支えていたといえます。
これからも佐藤選手の活躍に期待したいです。






コメント(0)