点が取れないガンバ大阪

リーグ戦4試合で点が取れない。ゴール期待値もこの試合が始めて1を超えたが、点が取れそうな雰囲気もあまりない。63分のセジョンの神パスに抜けだした倉田や78分の宇佐美のキーパーと1対1は決めてほしかったが、そのほかにチャンスも作れていない。


攻撃の形が全く見えてこない。なんとなく中盤やバックラインでパスをつないでいるが、サイドから攻めるのか中央から攻めるのか・・・


前半は2トップとサイドが全員足が止まっていて、レイソルも5バック気味で守るのでスペースがなく、渋滞していた。


後半になって宇佐美が入り、少し動きが出てきたが、それでもなかなか前に進めない。レイソルは江坂、北爪が徹底的にガンバの左サイドバックの黒川を狙ってきた。反対サイドもマテウスサヴィオと三丸が高い位置をとり、押し込んできた。


クリスティアーノを昌子、三浦が完ぺきに抑えていたから、押し込まれっぱなしの展開にはならなかったが、レイソルの攻撃は意図がしっかりしていて、ある程度うまくいっていた。


対してガンバは高い位置でをキープできない。理想は2トップだからFWとサイドとボランチの三人で三角形を作りながら時間を作り、サイドバックが上がる時間を作ることだが、パトリックはあまり足元がうまくなく、宇佐美は横の位置でもらいたがり横パスになるので相手を押し込めることも動かすことが出来ず、後ろに下げることになる場面が多かった。



ヒートマップ - 江坂 任ヒートマップ - 北爪 健吾ヒートマップ - クリスティアーノ




ヒートマップ - 椎橋 慧也ヒートマップ - 仲間 隼斗ヒートマップ - 三丸 拡





ヒートマップ - マテウス サヴィオ




ヒートマップ - 倉田 秋ヒートマップ - 宇佐美 貴史ヒートマップ - チアゴ アウベス


中断期間から3試合が過ぎた。中盤の組み合わせや、前線の組み合わせの最適解もまだ見つかっていないが、そろそろ結果が欲しい。ゼロックスの後半のフロンターレを押し込んだような攻撃はどこに行ったのか。中断明け3試合で、セジョン、昌子、三浦、東口は素晴らしいパフォーマンスを続けている。攻撃陣も奮闘してくれ。


どんな形でもいいから一点が欲しい。堅守を誇る鳥栖、ロッティーナのエスパルス、絶好調の名古屋と厳しい戦いは続くが、頑張ってほしい。