10月18日、JFE晴れの国スタジアムで行われたファジアーノ岡山対セレッソ大阪の試合は、秋晴れの下、白熱した一戦となった。
試合は立ち上がりからセレッソ大阪がペースを握り、ファジアーノ岡山は守備の切り替えで何度かピンチを迎えた。
20分には、セットプレーからの混戦でオウンゴールを誘発し、セレッソが先制。
それでも岡山は32分、佐藤龍之介選手の見事なミドルシュートで同点に追いついた。
後半は岡山が流れをつかみかけたものの、GKブローダーセン選手の退場で数的不利となった岡山は、63分にセレッソのラファエル・ハットン選手が決勝ゴール、最後まで粘りを見せたが1-2で敗れた。
攻守の切り替えや集中力の差が、勝負を分ける一戦となった。
スタッツからも分かるように、

ボール支配率ではセレッソ大阪が59%と上回り、試合の主導権を握っていた。
一方で、ファジアーノ岡山はスプリント回数が136回と多く、守備面でのハードワークが光った。
シュート数はほぼ互角だったが、パス成功数の差が攻撃の流れに影響したと言える。
このような結果は分かりきっていたことだろう。

過去の対戦成績を見た上でも、、、
このような試合で印象に残った選手は、この二人

試合の中盤、岡山の若き才能・佐藤龍之介選手は、右サイドから中盤へとポジションを自在に移動。
状況判断の速さとインテンシティの高さで、セレッソの防線をしばし揺さぶった。
特に32分、自らドリブルで持ち上がり、ミドルシュートを沈めた同選手の一撃は、チームを勢いづけた。

チアゴ・アンドラーデ選手は、この試合でも持ち味のスピードと突破力で存在感を放っていた。
右サイドから仕掛けるたびに会場がざわめき、ファジアーノ岡山の守備を翻弄。
チームの攻撃にリズムを生み出すキープレイヤーとなった。
この試合は、両チームが持ち味を発揮した見応えのある展開となりました。
ファジアーノ岡山は粘り強い守備と素早い切り替えでチャンスを作り出し、セレッソ大阪はチーム力と
スピードを生かした攻撃で試合を優位に進めました。
最後まで集中を切らさず戦った両チームに、スタジアムからは大きな拍手が送られた。





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