後半75分以降の立て続けの失点がかなり痛かった試合。ホームゲームで勝ち点を逃したのも痛い。中盤でけが人が多く、この試合でも駒井がケガしたのが試合展開を難しくしたように感じる。アビスパはクロスが多く、セットプレーで得点をとり、背の高い選手を効果的に使えたようだった。
ゴール期待値では最終的にアビスパに上回られている。
走行距離は2 kmほど、スプリント回数では41回ほどアビスパのほうが多い。
後半75分からの失点をどう防ぐか、走り負けないのは重要に思える。また、75分までに追加点をとって優位に時間を進める、連続失点を防ぐのも大事だったかもしれない。
コンサドーレではルーカス、金子、青木、ガブリエルシャビエルのスプリント回数が多い。
アビスパでは志知、ルキアンのスプリント回数が多いのが目立つ。
コンサドーレは岡村大八、西、青木とパスが多い。左サイドでパスを多く回していたようだ。
アビスパは中盤から前線付近でのパスが多く、ルキアンにパスがよくつながっている。GK村上は左方向へのロングキックが多かったようだ。
エリア間パス
コンサドーレはバイタルエリア(ゾーン16)からペナルティエリアへのパスが多くみられるのでシュートまではよさそうに見える。アビスパは自陣でのパスが少なく、相手陣内でパスをし、右サイドからのペナルティエリア内へのパスが多く、左サイドからもペナルティエリア内へのパスが見られる。
ボールロスト位置
コンサドーレは自陣とミドルサード(中央エリア)でのボールロストが多い。アビスパはボール保持率が高くなく、自陣でのパスが少ないので、自陣とミドルサードでのボールロストが少なく相手陣内でのボールロストが多くなっている。自陣でのボールロストが少なく、リスクを抑えられていると思われ鵜。
攻撃スタッツ
クロス最多は金子の4だった。ラストパス、シュート、クロスで目立つ5人の選手。
ヒートマップでは金子、ルーカスともに高い位置でプレーできている。ガブリエルシャビエルは中継役として右寄りのハーフウェイライン付近でのプレーが多かったようだ。
アビスパはクロスが多く、湯沢が7、ルキアンが4、志知が3とチームとして多かった
守備スタッツ
DFはクリアが多くなるようだ。最多は田中駿汰の6。ヒートマップでは右サイドでのプレーが多いので、守備も右寄りなのかもしれない。
中盤から前線に近い選手はこぼれ球奪取がDFよりも多くなるようだ。こぼれ球奪取の最多は青木の6、ルーカスはブロックが6と多い。中盤のほとんどでプレーしていた西。
アビスパのDFはクリアが多い。
前がボールを奪われるシーンが多かったが、こぼれ球奪取7と多く、ヒートマップでも広範囲をカバーしている。また、志知はヒートマップでは敵陣でのプレーが多いサイドの選手だが、クリア、ブロック、こぼれ球奪取と守備のスタッツが多くなっている。
ヒートマップでは自陣中央まででてきているGK菅野、とペナルティエリア内にいる村上
ペナルティエリア中央でのプレーが多いドウグラスグローリ。ゴール前を固められていたのかもしれない。前に劣らず広範囲をカバーしている中村は敵陣でのプレーが多くなっていた。
コメント(2)
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SPORTERIAスタッフ
2022/10/12 10:36
>走行距離は2 kmほど、スプリント回数では41回ほどアビスパのほうが多い。
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shakekuma
2022/10/12 16:18
1点を守り切るのはなかなか難しいですね。
スプリント回数については、
札幌が 前節(vs川崎F) 202回 → 今節 149回
福岡が 前節(vs神戸)112回 → 今節 190回
だったので、ちょっと驚きました😲
早い時間帯にリードを奪ったことで、(試合展開も含め)逆にスプリントが少なくなったということも…?
難しいところですが、リードしてもそれを2点3点と拡げることを期待したいですね!
前節からのスプリント回数でアビスパが激増しているのに驚きました