こんばんは。onoです。


10月10日(土)にサンガスタジアム by KYOCERAで行われた京都サンガF.C.v.アルビレックス新潟の一戦を振り返ります。試合から1ヵ月近くが経過した今だからこその雑感です。


得点memo

68' 田上 大地 くさびのパスを当てた後、ペナルティエリア内に進出してのゴール

70' ピーター ウタカ 今季18得点目。マウロの処理ミスをさらってのゴール

75' 堀米 悠斗 5シーズンぶりのゴール。ファビオとのワンツーから


分水嶺…

試合前の時点で京都が5位、新潟は6位。約1ヵ月後の11月7日現在、京都が7位、新潟は5位。京都はこの試合で敗れてから3連敗。昇格争いからは後退しました。

新潟は前節・町田戦のハーフタイムに左サイドバックを荻原拓也選手から早川文哉選手にスイッチ。以降、左サイドバックは早川選手が充てられることに。インテリジェンスに優れた選手、戦術理解度の高い選手…とは早川選手を指して形容される言葉です。荻原選手のように個で局面を打開する突破力がある、切れ味の鋭い左足のキックがある、といったわかりやすい特徴とは異なり、早川選手が起用されている意味を表す言葉やスタッツを見いだすのは非常に難しいです。

ヒートマップ - 島田 譲ヒートマップ - 早川 史哉

しかしながら、前節の島田譲選手のヒートマップはまるで左サイドバックや左センターバックのそれだったのが、今節はボランチらしい分布に変わっていたことが、早川選手の長所を表しているのかもしれません。京都戦は13試合ぶりのフル出場。この試合から新井直人選手がケガで離脱していた中、センターバックとしても存在感を発揮することになります。