ハプニングにより変則日程開催も変更に…
時間ができましたので富山戦のレビューを書きたいと思います。
富山のスタメンは前節とメンバー変更はなし。元ガイナーレの安藤、林堂選手も揃って先発です。
対する鳥取はDH世瀬選手、右SBに石田選手と前節鹿児島戦の後半からの布陣となりました。
試合は激しい雨の中シュートなどの項目で上回るも1点差で敗戦となりました。
ゴール期待値です。前半、後半とも富山のゴール期待値を上回る時間帯が多くあります。
左図はフットボールラボからのタイムライン、右図はJリーグの試合経過からチャンスシーンを抜粋してみました。
前半から石川選手のシュートが目立ちます。
そして76-90でシュート9本と攻めています。
なぜ決定的な攻撃ができなかったのか。それを考える上で2つの資料をあげます。
まずはエリア別パス図。鳥取は主に右サイドからのパスが目立っています。
富山も右サイド、特に深いところからのパスが濃くなっています。
そして下の表はこの試合での選手のクロスの数です。
色が変わっている選手はクロスの成功があった選手。その他の選手はうまくつながらなかったということになります。クロスの成功数は鳥取は2本、富山は5本です。
この2つの要素を考えると鳥取は左サイドから攻めるもクロスは右側で多く、富山は左サイドからの攻撃とクロスがうまく重なっているという感じです。
要注意だった安藤選手。この試合でも9本のクロスを上げています。
2点目の吉平選手へのクロスは見事でした。
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マッチアップの形となった石田選手。
クロス4本とチーム最多ですがうまく中の選手と繋がりませんでした。
守備の項目もコンスタントにあり次節も期待がかかります。
ヒートマップは安藤選手の上りがあり、少し下がり目の位置に。安藤選手にもう少し守備に追わせることができると結果が変わっていたかもしれません。
そしてこの試合全ゴールの石川選手。
右サイド奥だったり、ペナルティエリア内までヒートマップが増えるとさらに右サイドが活性化されると思います。
こちらは鳥取の安藤選手。
クロスを上げていることもですが、今シーズン初めてのシュートそして枠内シュートでした。
加入したシーズンを考えるともっと攻撃の中心となって欲しいです。
最後にリーグも1/4弱が経過しました。
1敗は4チームですが、負けているチームもいわきは今治、松本は鹿児島、鹿児島は長野、福島はいわきとまだまだ中位のチームの巻き返しが考えられます。
夏までにどのような順位になっているのでしょうか?
次は1週間で3試合!!
頑張れガイナーレ!!
コメント(1)
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SPORTERIAスタッフ
2022/5/7 19:50
雨中の激戦でしたね☔
個人的には、2失点目が痛かったかなと。
・1失点目から相手にシュートチャンスを与えていなかった中で決められてしまった
・人数が揃っていたが間合いを詰め切れずにシュートをブロックしきれなかった
クロスという点では
富山 右から 9 左から 14
鳥取 右から 7 左から 4
ということで、やはり左からのクロスを増やしたいですね💡