ゴール期待値


数年に一度ぐらいしか無いような、感情が揺さぶられるカタルシス満載な試合でした。

両チームともxGを上回る得点で、非常に堪能しました。


エリア間パス図


いつもより、真ん中の縦パスが少ない印象。

柏は、CBにはプレッシャーを掛けずに、ボランチからプレスに行くので、

ボランチがそれをいなしながら外に叩いて、剥がしてから中にリターンするというワンツーで前進していました。


喜田さんとなべこは、今年は、ターンが上達して、

可能な限り前を向こうとするし、それが効果的なのですが、

今日は、ターンをしながら横に叩いていました。


攻撃スタッツ - 宮市 亮ヒートマップ - 宮市 亮


まあ、今日は、この人でしょう。

劇的な幕引きも、怪我に苦しむ宮市のゴールだからこそ、

さらに輝いた感じですね。

試合終了後、ベンチのまわりのスタッフたちの映像が流れていましたが、

リハビリ担当の日暮さん、それから、おそらくメディカルスタッフでしょう、彼らが号泣しているのを見て、

マリノスのファミリー感を感じました。


マリノスは、チーム人件費は高いけど、選手の年俸は低い。

つまり、選手以外の費用が多いのですが、スタッフも多いし、

特にメディカルチームの人数が多いのが特徴だそうです。


守備スタッツ - 立田 悠悟ヒートマップ - 立田 悠悟


そして、逆の意味で目立ってしまったのは、この人ですね。

PKを与えたのも、退場したのも、この人でした。


さて、次は、一週間後、ルヴァンホーム鳥栖戦。

消化試合なので、

マリノスは、気楽な気持ちでターンーオーバーしてきて、

新戦力を試すでしょう。

それはそれでとても楽しみです。