冒頭、W.Sさんの先月のブログを引用させていただきます。

(福岡の試合について) 試合日に仕事が入ってることも多く、毎試合追うのが厳しくなっている。 さらに、アビスパの試合は別日に2時間確保して見るほど面白いわけではないのが常。 栃木とのアウェイゲームを想定した場合、確実にもっと良い2時間の使い方があるのだ。残念だけど、現状はね。

もうね。ほんと、それ。 別に栃木とのアウェイゲームに限らず、勝利を収めた先日9/9(水)の山形戦でさえも、面白いかったわけではない。 山形のダイレクトパスを多用した組み立てに翻弄されっぱなしだったし。 実際、今季の7勝のうち、6試合が「ウノゼロ」。それも、試合終盤の相手の集中砲火に対して5バックで守りきるという、 盤石とは程遠い、常に冷や汗をかくような展開ばかり。 展開を把握しているってことは、何だかんだ毎試合2時間観ているってことじゃん! というツッコミ、正解です・・・笑 前置きが長くなりましたが、そんな福岡の中で、数少ない「観ていて面白い」選手が、今回紹介するエミル・サロモンソン選手。 まずはこちらの動画をご覧ください。 ※福岡公式Twitterより https://twitter.com/AvispaF/status/1297851150046306304

思わず声が出るほどの、見事な直接FK。 スウェーデン代表の経験があって、昨年は広島でも活躍していましたので、ご存知の方も多いかと思います。 「止める・蹴る」の精度が抜群に高いというのが最初の印象。 視野が広いためビルドアップの際にバタつくことはなく、相手のプレッシングを落ち着いてさばけます。 正確なロングボールで相手の裏を取るなど、右サイドバックでありながら攻撃の要。新加入にして福岡の中心選手となっています。

広島・福岡つながりで、駒野友一選手を彷彿とさせる感じ。


得点パターン

上のグラフは福岡の得点パターンを表したものですが、およそ4割がセットプレーから。クロスを含めると半分以上となっています。 また、エミル・サロモンソン選手は今季1得点4アシスト(Football LABより)。

福岡の全得点(16得点)のおよそ1/3に直接関与していることからも、 福岡の得点パターン=エミル・サロモンソン選手ということがうかがえるかと思います。 本日の町田戦でも、彼の右足から放たれる正確なキックに期待したいです。