多彩な顔触れパターンで6得点

リーグ15節のアウェイ札幌戦は6-1で大勝しリーグ3試合ぶりの勝ち点3を手にした。

フォーメーション図

スタメンは前節と同じメンバー、GKも前節に続き佐々木が入った。

柏は同じメンバーでいつもどおりの戦いを挑む格好だったが、狙いではないところで前半10分に札幌が退場者を出し数的に優位に立った。相手が守りに入ることで得点できなくなる展開もありえたが、15分に左サイド三丸のクロスのこぼれを細谷がシュート。そのこぼれ球を高橋がダイレクトでエリア外から蹴り込み先制点を奪うことに成功する。

攻撃スタッツ - 高橋 祐治

26分には右サイドをマテウスサヴィオと大南で突破、中央へグラウンダのクロスを小屋松が触れ流れたボールを細谷が蹴りこみリードを2点に広げる。

攻撃スタッツ - 細谷 真大

54分には細谷と小屋松のプレスで前線でボールを奪い中央へ飛び出すサヴィオへ送り3点目。攻撃スタッツ - マテウス サヴィオ

58分は左サイドを抜け出した三丸からのパスをサヴィオが受け中央の小屋松 が切り返しで相手をかわして4点目。小屋松は第2節以来の得点。

攻撃スタッツ - 小屋松 知哉

69分、71分には森が左サイドを突破し途中出場から2得点6点差とする。

攻撃スタッツ - 森 海渡

得点パターンは、左サイドのクロスのこぼれをミドルシュート。右サイドからのクロスからゴール。中央へのスルーパスからゴール。左サイドから右サイドハーフレーンへのクロスから中央へのショートパスからゴール。左サイドハーフサイドへの突破でPK獲得。左サイド突破から切り込んでのゴール。左右、中央と多彩な得点パターン見せただけでなく、エース格の細谷、サヴィオの2人のゴールだけでなく、小屋松の久々ゴール、途中出場の森が2ゴールと顔ぶれも内容も十分な6ゴールとなった。基本スタッツ

数的有利ながらもボール支配率(札幌55%-柏45%)パス成功数(札幌509-柏369)と札幌に上回られ1失点したことは守備としては課題であり、攻撃に関しては贅沢を言えば課題であるセットプレーから得点が見たかった。ただし連戦をほぼ同じメンバーで戦っている柏にとって体力的にも精神的にほぼ1試合の時間を優位に進められたのは週末の試合に向けて大きなポイントとなるだろう。

第三ブロックの初勝利は6得点の大勝。残り2試合も連勝で勝ち点10以上を達成したい。

【第三ブロック】

12節・H・浦和・△・0-0

13節・H・G大・●・0-1

14節・A・F東・△・0-0

15節・A・札幌・〇・6-1

16節・H・清水・?・?-?

17節・H・神戸・?・?-?

勝ち点 5/(目標)10 達成率50% 


【柏アカデミー出身比率】

スタメン:GK佐々木、DF上島、古賀、FW細谷 

※スタメン比率36%(4/11) 

リザーブ:GK松本、DF田中、MF大谷、FW升掛、森

※出場比率44%(7/16) ※メンバー入り比率50%(9/18)  


【柏アカデミー出身比率(リーグ15節まで)】

スタメン比率26%(43/165) 出場比率30%(67/226) メンバー入り比率39%(104/270)