どうやら切り札は常に俺のところに来るようだぜ
24節のアウェイ京都戦は2-1で勝利、逆転勝利で4連勝となった。
スタメンは全試合出場だったマテウスサヴィオが欠場、インサイドハーフの左に椎橋、アンカーにはリーグ初スタメンの土屋が入った。右サイドには川口が入り、左CBの田中は連続スタメンとなった。コロナ等の影響を受け両チームともに難しい状況での試合となった。
対京都は今期カップ戦を含め3戦1分2敗と勝利がなく前線からのプレッシャーに苦しんできた。この試合も京都のプレスに加えマテウスサヴィオと古賀の欠場もあり前半はボールをつなげない状況が続いた。更に3試合連続で無失点だった守備も先制を許してしまう。DFラインの前後を動く豊川を捕まえるのに苦労し7分、豊川へのファールからクイックスタートのFKに佐々木が飛び出しゴールを空けてしまいゴールを決められる。しかし25分に相手オウンゴールで同点、ここから持ちな直し後半から試合終盤にかけて相手守備の間にボールを送り終了間際のアディショナルタイムに武藤のゴールで逆転勝利となった。
スタメン出場の若手の選手はミスもあったがアグレッシブなプレーを続けた。2試合連続スタメン出場の田中は長身を生かしたハイボールの跳ね返しだけではなく前へのDFで中間ポジションの相手を潰した。守備陣形の前後を相手に走られた際のライン連携が課題か。
初スタメンの土屋、カップ戦では右CBで出場もこの試合はアンカーでスタートした。ボールうまく動かすことができず途中から左のインサイドへ移行。アグレッシブな守備と前への動きで後半ペースを持ち直した。インテンシティの高さとユーティリティさはネルシーニョ監督が好むところだろう。
自らのミスで先制点を許した佐々木、しかしミスを引きずることなくその後も勇気ある飛び出しでピンチを防ぎ、50分のシュートセーブも見事だった。
椎橋は左のインサイドでスタートし前への姿勢を見せていたががチャンスをつくれず、前半途中から中央にポジションを移し前へ着けるボールで柏の攻勢を取り戻した。中盤の広い範囲で好守にわたりボールにからみ、最後に武藤へスルーパスを送った。ポジション的にも年齢的にも今の柏を中心で支え動かしているのは椎橋だ。
13分の少ない出場時間ながら決定的な仕事したベテラン武藤、DFとの駆け引きからボールを受ける動きと決定力は正に攻撃のジョーカー(切り札)だ。
4連勝で暫定2位の位置まで駆け上がることに成功。苦しい試合展開とチーム状況が続くも、先発選手、交代選手、ベンチ、若手、中堅、ベテラン全体で与えられた役割を果たしている雰囲気は非常に良く見える。残り10試合も目の前の試合はもちろん高いゴールをめざし走りたい。
【第5ブロック】
23節・A・神戸・〇・1-0
24節・A・京都・〇・2-1
25節・H・広島・?・?-?
26節・H・清水・?・?-?
27節・A・F東・?・?-?
28節・A・磐田・?・?-?
勝ち点 6/(目標)10 達成率60%
【柏アカデミー出身比率】
スタメン:GK佐々木、DF上島、田中、FW細谷
※スタメン比率36%(4/11)
リザーブ:FW森
※出場比率31%(5/16) ※メンバー入り比率28%(5/18)
【柏アカデミー出身比率(リーグ24節まで)】
スタメン比率30%(79/264) 出場比率33%(119/364) メンバー入り比率39%(170/432)
コメント(2)
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SPORTERIAスタッフ
2022/8/7 12:30
第20節終了時点の6位から、1節で1つ順位を上げてついに暫定2位まで!
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SRC
2022/8/7 16:48
武藤のもたらし🍣素晴らしいです。ゴール後の雰囲気も凄かったですね。
素晴らしいですね👏
色々あって情報過多な展開でしたが、最後に役者が持っていき…いや、もたらしましたね🍣
次の広島戦は相当熱い試合になりそうです🔥
広島はシステム的に柏と同じで個々の選手の能力が高いので非常に手ごわい相手で楽しみです。広島はルヴァン横浜戦があり試合間隔的には有利な部分もあり出れてないメンバーも戻ってきてほしいですね。