どうやら切り札は常に俺のところに来るようだぜ(2回目)

26節のアウェイ清水戦は1-1でドロー決着となった。

フォーメーション図基本スタッツ

スタメンはマテウスサヴィオが復帰、2試合連続ゴールの武藤がベンチからのスタートになり小屋松がトップに入った。右のインサイドはドッジ、右のウィングバックに大南が戻ってきたが、これまで全試合スタメン出場していた三丸が欠場し戸嶋が入った。

試合はセットプレーからの失点が多い柏が今節も8分にCKから失点し前節と同じ追いかける展開となる。先制後も中央のチアゴサンタナに入るボールに対し対処ができず左の乾、右のヤゴピカチュウに突破されCKからも再三のピンチとなる。清水の決定機でのミスもあり1点差のままで前半は終了。柏は後半開始から選手交代とシステムを変更、4バック+2ボランチで相手と噛みあう形を取り中央を固めチアゴサンタナ対策を図った。その効果もあり後半は柏がボールを保持しサイド中心に攻撃を仕掛ける。中央を固める清水から得点を奪えないまま後半アディショナルタイムに突入するも右サイドを抜けた川口からのクロスを武藤が決めてドローに持ち込んだ。

攻撃スタッツ - チアゴ サンタナヒートマップ - チアゴ サンタナ

チアゴサンタナは中央に送られるボールへの競り合い、駆け引きに勝利し攻撃の起点となった。それがボールタッチとヒートマップからも色濃く出ている。

攻撃スタッツ - 武藤 雄樹ヒートマップ - 武藤 雄樹

武藤は3試合連続となるゴールを決めチームを救った。出場試合11試合、403分で6得点は、90分換算では1.34得点の得点率となる見事なジョーカーぶりを発揮している。

この試合でもセットプレーの弱さを見せた柏、特にCKでのゾーン守備を外すボールで狙われることが目立ち、ニアゾーンのストーンに入る選手の高さ不足やゾーン外でマンマークに入る選手がつききれないなど改善点はたくさんあるように見える。

【セットプレーでのリーグ失点数】

柏‗12失点→13失点

【セットプレーでの失点割合】

柏‗46.15%→48.14%

連敗を回避し勝ち点1を得ることができたことで第5ブロックの目標に近づくことができた。次のホームの1勝で目標を達成したい。

【第5ブロック】

23節・A・神戸・〇・1-0 

24節・A・京都・〇・2-1 

25節・H・広島・●・2-3 

26節・H・清水・△・1-1 

27節・H・F東・?・?-? 

28節・A・磐田・?・?-? 

勝ち点 7/(目標)10 達成率70%


【柏アカデミー出身比率】

スタメン:GK佐々木、DF上島、古賀、FW細谷

※スタメン比率36%(4/11) 

リザーブ:DF田中、MF加藤、山田

※出場比率38%(6/16) ※メンバー入り比率39%(7/18)  


【柏アカデミー出身比率(リーグ26節まで)】

スタメン比率30%(87/286) 出場比率33%(130/396) メンバー入り比率39%(183/468)