5試合ぶりの勝ち点3ゲット!しかも相手はここまで負けなしできてた苦手な広島。アウェイで勝つのは23年ぶりっていうオマケつき。

フォーメーション図

この日は前節から3人替えた布陣。町野→石原、名古→茨田、三幸→大野で田中をアンカーに。田中についてはCBで出ること多いけど本職は中盤だし、強力な外国人FWがいる時の大野のパフォーマンスの良さを考えるとアンカー&CBはこの布陣しかないかなと。湘南はここまでの公式戦4試合で1失点と守備が安定してきていて、解説でも言っていたようにどこが相手でも崩すのは難しく、広島が前節から8人替えてきたこともあり、お互いにとても固い前半でスコアレスで折り返す。

走行距離・スプリント回数

HTで石原→町野、茨田→名古と前半少々存在感が薄かった2人が交代。本来なら大橋、山田を休めたいところだけど、正直今は替えが効かない状態なので仕方ないか。こうやって見るとHTで交代になった石原、茨田はスプリント回数と走行距離が若干少なめかも。他の選手が相当走ってるってこともあるだろうけど、試合に絡んでいくにはこの辺は絶対条件になりつつある。逆に走って強度高くプレーができれば今ベンチ外の選手にもチャンスがあると思う。シーズン通して固定メンバーで戦い抜くのは難しいので、メンバー替えてもどれだけ今の戦い方を維持できるかが今後の課題になる。

試合の方はHTの交代でプレッシャーの強度が上がりボールを奪えるようになっただけじゃなく、奪った後のボールも回るようになり、相手を押し込めるように。すると相手陣内で中途半端なGKのクリアを田中が拾って町野に預けるとともに危険なエリアに進入して左足で流し込んで待望のゴール!この1点を守り抜くために大橋→古林、田中→大岩で館をアンカーにしてこの1点をきっちり守り切って久々の勝利。良い試合をしてきただけにこの勝利はまた自信を深めて勢いをもたらしてくれるハズ。FC東京、C大阪、横浜FM、名古屋、広島の上位陣との5試合で勝ち点6取れたのも大きい。

【印象に残った選手達】

攻撃スタッツ - 田中 聡

今日はボール狩りまくって、前に鋭いボールで付けまくってだけじゃなく、ゴールまで決めちゃうスーパーな活躍だったと思うけど、会見では「まだまだです」的なコメント。末恐ろしい十代だわ。

GKスタッツ - 谷 晃生

この日も広い守備範囲+制空権で湘南のゴールを守ってくれた。広島のGKが五輪正GKを争う相手だっただけに、視察にきていた川口コーチにも良いアピールができたのでは?

守備スタッツ - 舘 幸希

田中、石原、館のCBが一番安定することに加えて、最後守り抜く上で館がいるのがとても大きい。この日も大岩が入ったタイミングでアンカーに。きっちりクリーンシートに貢献。