ここまで負けなしで来ているけど、やっぱり勝ちたい札幌戦。

フォーメーション図

サブにウェリントン、タリク、田中、古林、大岩、毛利、富居と期待の選手が並ぶ。前節から中村が帰ってきて、大野の調子も良いので田中がサブに。攻守でスイッチ役を担える田中がサブにいるのは心強い。

基本スタッツ

前半は風の影響もあってかやや押し込まれ気味な展開。ジェイの高さ、アンデルソン・ロペス、チャナティップのテクニック、金子の速さ、福森の高精度キックと札幌の多彩な武器に対して堅守湘南は一人がかわされてもカバーだったり体張ったりと相変わらずの堅守で得点は許さず。攻撃では町野の惜しいヘッドや、岡本の当たり損ねちゃったボレーといった見せ場もありつつ風下の湘南としては恐らくプラン通りの0-0で折り返す。

風上の後半は前半よりも攻勢になるかと思いきや、一進一退の展開続く。こうなると選手交代で試合を動かしに行くしかないということで後半17分に町野→ウェリントン、名古→田中、26分に山田→古林、大橋→タリクと10分間の4枚替えでより圧力を掛ける。やっぱりゴール前に高さと強さがあると相手に与えるプレッシャーが全然違う。終了間際の岡本のオフサイド?なゴールもウェリントンの落としからだしね。ウェリントンとタリクはまだまだ体は重そうだけど、コンビネーションも良さそうなので2人が同時に出した方が面白そう。

ただ試合の方は結局この試合ドローで負けなしも勝ちなしも継続。ただ今までの湘南としては競り負ける試合も多かったので勝てないことに悩めるってのは成長した証。やってることは間違ってないと思うので、変に焦ることなく継続して行って欲しいところ。

【印象に残った選手達】

攻撃スタッツ - 中村 駿

復帰2試合目になるこの日ボールが集まっていて、長短のパスでリズムを作る。FKでも良いボールを蹴っていたし、守備でもきっちり潰して奪ってと本当に頼もしい男が帰ってきた。ゲーム感や連携なんかももっと良くなると思うのでこれからに期待。

攻撃スタッツ - タリク

こちらも頼もしい男が怪我から復帰。献身的なプレーや要所要所の巧さは相変わらずだし、バイシクルがバーに当たった後もう一度ボレー打つところなんかは流石のセンス。今のシステムだとインサイドハーフでも十分活きそう。