基本スタッツ

対福岡シフト

以前から、改善してくれ~、修正してくれ~、などと書いてはいましたが


2023 J1第13節 浦和 3-1 G大阪 レビュー

https://sporteria.jp/blog/baggio1813/7064176511917494273


こうも極端に変わってくれるとは。

前節新潟戦は今までと違い、明らかに新潟対策を練り、

それを実践した形跡がありましたが

今節福岡戦も、明らかに対福岡を意識した変化がありました。

フォーメーション図

それはスタメンを見れば明らか。

半田左サイドバックは、「すわ?攻撃参加を制限されている」

とかバラした黒川への懲罰か?

などといらぬ勘ぐりをしてしまいましたがそうではありません(・・・よね?💦)

フォーメーション図

福岡の生命線はサイド攻撃。

中盤の中村と「福岡の心臓」前は、

あまり露骨に飛び出すのでは無く

二人で中央に鍵をかけます。

守備スタッツ - 中村 駿

守備スタッツ - 前 寛之

ならばそこを無理に攻める必要はない。

(真ん中ではなく端を渡れば良いじゃない)

故に宇佐美も石毛もベンチスタート。

で、逆に相手の両サイドを福岡と半田で塞ぎます。

左サイドは攻撃寄りの黒川ではなく

バランスの半田で紺野を抑えようとした訳ですね。

右サイドに関してはルキアンが中に入ってきて

ヒートマップ - ルキアン

背後から小田が侵入してきたり、

ヒートマップ - 小田 逸稀

FW佐藤も絡んできて数的不利を作られたり

ヒートマップ - 佐藤 凌我

時間が経つにつれ徐々に苦戦していましたが。


福岡のもう一つの特徴にハイプレスが挙げられます。

最終ラインを高く保ち、プレスをかけてきます。

両サイドを塞ぐ+高い最終ライン+守備に比重を置くドイスボランチ。

その結果どうなるか・・・

中盤に大渋滞が発生します

それこそがポヤトス監督の狙い。

狭い空間での少ないタッチでのボール回しはガンバの十八番

まさに相手の長所を消しつつこちらの強みを生かすサッカーを実践していました。

ガンバのプレスの開始位置を福岡の最終ラインの前

あたりに設定している点も前節とは違いましたね。


2023 J1第15節 新潟 1-3 G大阪 レビュー

https://sporteria.jp/blog/baggio1813/7068595282807623681


しかし、未だに悩まされるセットプレイの守備。

コーナーキックから前半17分に失点。

山岸はこの後も不思議なくらいフリーになる局面を

いくつも作りガンバゴールを脅かします。

今までならまたかよ・・・と、うなだれていた所でしたが

上記の様な小気味良いパスを

ジェバリのポストプレイから繋ぎ

24分アラーノの同点弾!

攻撃スタッツ - ファン アラーノ

そしてデザインされたセットプレイ。

毎回不自然なほど空中戦に強いダワンの頭での折り返しを

弦太!

攻撃スタッツ - 三浦 弦太

逆転に成功します。

そのまま後半も逃げ切り勝利。

今季初の連勝!

何より、ゴールを決めた選手がベンチへ向かってゆく姿は本当に良いですね。

ようやくチームが一つになった気がします。


・・・ただし、気になった点も。

後半、選手交代すればする程相手にボールを握られるのは何故なのか😢

5バックにするのがいけないのではなく、

その局面での攻撃手段も確保したいですね。

宇佐美を投入したのは、彼にゼロトップの動きを期待したのか?

右サイドは福田でも良いですが、山見や杉山で

ロングボール一本で裏に抜ける動きとか。

(森保Japanでいう所の浅野の様な)

まあ、守備の強度を考えての福田なのでしょうが。

ならば黒川に期待したのは三苫の様な動きでしょうか?

期待がデカすぎる・・・💦


攻撃スタッツ - 小田 逸稀

右の紺野、左のルキアンを抑えても

小田は常にガンバの右サイドを脅かしました。

ボールロスト位置

福岡の左サイドの方が色が濃いのはだいたい彼のせいでした。

高さもある、攻め上がりのタイミングも良いと凄い嫌な(誉め言葉)選手でした。

攻撃スタッツ - 山岸 祐也

J2にいた頃のFC岐阜で見ました。

当時はセンターフォワードとしては微妙で、

左サイドのアタッカーなイメージでした。

微妙て、見る目の無さを笑って下さいな。


FWとして福岡のエースと呼ばれるほどの選手になるなんて!

立派になって😢

(無駄にオカン目線)

攻撃スタッツ - 井手口 陽介

言わずもがな。

あのころの姿を取り戻して。

待ってるぞ!!