こんばんは、神セーブです。
川崎戦レビューしていきます。
スタメン
磐田は前節から1人変更。
左サイドハーフに金子翔太が入りました。
川崎は3人変更。
CBに大南、ボランチに大島、CFに小林が入りました。
スタッツ
ポゼッションは川崎が上回るのは想定内ですが、もう少しボールを繋いで攻撃の時間を増やしたかったですね。
攻撃に移ったときのサポートのランニング・ポジショニングの修正のための走行距離・スプリント回数を増やしたいところ。
山内選手は速いしドリブルもキレがあり、今後注目していきたいアタッカーですね。
ゴール期待値
磐田は先制した後25分から75分近くまでシュートが無かったのは問題ですね。
試合展開
前半
川崎は攻撃時は3-2-5の陣形で攻撃。
ファンウェルメスケルケンがWGポジションを取り、3バック化。
磐田のビルドアップ
川崎のプレスに対しロングボールをペイショット目掛けて蹴ることの多かった磐田ですが、16分は良いビルドアップが出来ました。
ジャメが奪ったボールを松原・金子と繋いで、
グラッサに戻してもう一度ジャメにグラウンダーの速いパスでくさびを入れました。
ここからCKまでいけたのは良かったです。
前半はかなりこのビルドアップが出来ており、内容も良かったですね。
先制点!!
この得点シーンでは川崎の攻撃をそのままやり返したような磐田の攻撃。
右サイドからDFライン経由で上原→グラッサと展開。
遠野がグラッサにプレスへ行ったので、ファンウェルメスケルケンは松原に意識が行きます。
そこでグラッサは金子に縦パスを刺します。
この相手DFの間のスペースにポジショニングする、ポジショナルプレーの攻撃は素晴らしかったですね!
川崎の攻撃の変化
失点した直後から、佐々木が高い位置を取って、ボランチの1人が最終ラインに下がるパターンの攻撃も織り交ぜてくるようになった川崎。
しかし前半は磐田もコンパクトな守備ブロックで対応。
1-0で後半へ。
後半
川崎同点ゴール
後半の立ち上がりというところで慎重になったのか、川島からのロングボールが増えた磐田。
そのロングボールが繋がらず、川崎のポゼッションが高まる。
瀬古が持ち上がり、佐々木は左サイドをオーバーラップしたため磐田守備ブロックがややサイドに引っ張られた。
そしてグラッサが遠野と小林を見るような状況に。
海音もマルシーニョがいるため小林を潰しにいけず。
上原・レオゴメスがやや前に吊り出されて中締めが緩くなったのが良くなかったですね。
上原・レオゴメスは中央のスペースをケアし、この場合の瀬古へのケアはジャメに行かせる方が良かったかなと思います。
しかし一瞬の綻びを突いて崩してきた川崎の攻撃が見事でした。
アクシデント・守護神川島 負傷交代
失点後川島が足を痛め負傷交代。
大卒ルーキー杉本光希くんがJ1デビューとなりました。
交代直後のゴールキック時に金子翔太も声を掛けていたのが印象的。
試合後インタビューで杉本くんは緊張もあって覚えていないとのことですが(笑)
古川の進化
69分の決定機はグラッサのロングフィードを受けた古川が裏のスペースで受けて、切り返しからシュート。
シュートはやや力んでしまい枠外に外れてしまいましたが、フリーランニングで裏で受けてゴールに迫る動き、シュートパワーのアップははっきりと見えました。
次節以降も磐田の切り札として期待したいですね。
川崎 逆転
ショートコーナーからの対応、やや虚を突かれた磐田でしたが、シュートブロックしたセカンドボール、見事なシュートを叩き込んだ橘田が凄かったですね。
杉本くんもよく触りましたが。
磐田 執念の同点ゴール!!
勝ち越された磐田は86分に上原力也に替えて山田大記を投入。
山田はボランチに入りますが、役割としてはハイプレスのスイッチ役。
トップ下のような位置取りでプレスのスイッチ役となり、ジャーメイン・ペイショットの守備負担を軽減させ、高い位置でボールを奪いに行く戦術を遂行。
攻撃時はFWと同じような位置まで入っていくセカンドストライカーの役割でした。
横内監督の得点を奪いにいく最後の一手。
この作戦が同点ゴールを呼び込む。
「ジャメくんが空いているのが見えた」
という鈴木海音がヘディングでクリアボールをジャーメインまで飛ばす。
ドリブル突破を図ったジャメは川崎DFに防がれますが、バックパスとなったボールに対しチョンソンリョンがまさかのスリップ。
こぼれ球を狙っていた山田大記が冷静にゴールに蹴り込み同点!!
突然訪れたビッグチャンス、トップスピードで走ってきた中では結構あの至近距離でさえも枠外に外してしまう事も多いので、
しっかり決めた山田、さすがです。
下位チームも勝点が拮抗しており、次節湘南戦も負けられない試合です。
勝って上に行けるよう、来週以降も応援あるのみ!
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!
〆
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