こんばんは、神セーブです。

マリノス戦レビューしていきます。


スタッツ

基本スタッツ

ボールポゼッションは差が付きましたが、シュート数、走行距離・スプリント回数はほぼ互角の数値。

アジア2位のマリノス相手によく闘ったと思います。


走行距離・スプリント回数

走行距離・スプリント回数


走行距離・スプリント回数


ゴール期待値

ゴール期待値

期待値通りのスコアを上げたマリノスと期待値以上の得点で追いすがったジュビロ。


スタメン


フォーメーション図

鈴木海音が出場停止、ハッサンヒルが負傷で欠場。

4バックかと思われたメンバーでしたが、植村をRCBに起用した3バックを採用。


ボランチに中村駿が入りました。


平川怜と藤川虎太朗が久しぶりにベンチ入り。


フォーメーション図


松原健が怪我から復帰、小池がボランチに入りました。


試合展開


前半


ジュビロ先制!!


基本大外に張るマリノスのWG、エウベルとヤンマテウスは松本と松原后が見る役割ですが、

渡邊がCBの畠中にプレスを掛けたことに連動して松原后も松原健へ縦スライドして連動。

これが良かった。


小池がトラップミスした所をカットしてショートカウンター発動!

渡邉りょうがパスを出した瞬間はギリギリクルークスと横並びでオンサイド!

クルークスのジュビロ初ゴールで先制!!


ジュビロのボール保持


前半開始からジュビロがボールを保持できることが普段より多かったです。


理由はマリノスCBがジャメへのマークが緩かったため起点を作れたこと、

上の図の中盤の●のエリアでフリーになれたため、そこを使ってポゼッション出来たこと、

セカンドボールもボランチがよく拾えたことが挙げられます。


マリノス得点取り消し


22分、渡辺皓太のシュート。

川島が弾いたボールをアンデルソンロペスがシュート、さらにこぼれ球をヤンマテウスがシュートしてゴールネットを揺らしましたが、アンデルソンロペスがシュートを撃った瞬間にヤンマテウスがオフサイドポジションにおりオフサイド。


リアルタイムでオフサイドを見極めて旗を上げた副審さんナイスジャッジ。


押し込み始めたマリノス


30分以降、徐々に押し込んで攻める時間帯が増えてきたマリノス。

西村らがグラッサ・植村の前のスペースで起点を作り、WG・SBと連携してポゼッションしながら押し込んできました。


36分にはマリノスにビッグチャンスがありましたが、西村のヘディングシュートは枠外に外れました。


マリノス同点

スルーパスからゴールまでは見事としか言いようがない。


しかしAPP(アタッキング・ポゼッション・フェーズ)

https://www.54-luck.com/f-spo/view/1543

はしっかりチェックしてくれたのだろうか。


松原健が渡邉りょうからボールを奪ったところはファウルに見える。


主審の山下さん・VARにはファウルを取ってもらいたかった。


後半


マリノス逆転

アンデルソンロペス、西村との最初の競り合いのところでボールを奪えないことでサイドに展開されたところで人数が足りない。

クロスを中でクリアできなければ失点に繋がる。


個の守備力の低さが招いた失点。


ジュビロ システム変更


55分、松本昌也・中村駿に替わり山田大記・ペイショットを投入。

4-1-4-1に変更。

得点を奪いにいくため、DFラインでのボール回しのうまいマリノスに対して前線からプレスを掛けにいかないとボールを奪えないし、時間を使われてしまう。

クロスからの得点力向上でペイショット、

前線から守備をしていく上で、守備の統率ができ、運動量もある山田を投入。


理にかなった選手起用。


61分、マリノスは西村に替えて植中朝日を投入。


マリノス追加点


このCKに繋がったグラッサのパスミスから喰らったカウンターが良くなかった。

ビルドアップがシーズン通して出来なかったツケが回ってきたか。


エウベルの高速クロスをコントロールして枠内シュートに持っていくアンロペさんがチートすぎる…


ジュビロの人垣無力…無念。


ジュビロ 選手交代


66分、渡邉りょう・レオゴメスに替えて高畑奎汰・平川怜を投入。


マリノス4点目

中途半端に前からプレスに行くと後ろが枚数足りなくなって失点に繋がるという典型的なパターンで失点。

植中朝日を平川が見るなら平川は山田に連動してふらふらと前に行ってはいけなかったし、前に行くならグラッサが植中をしっかり潰しにいかないといけなかった。


後ろにエウベル・小池がいるのに畠中へプレスに出て行ってしまった山田の判断も良くなかったし、エウベルは松原后が付いていくべきでは、とも思います。


疲労が出てきて集中力、マークの受け渡しがうまくいかなかったために起こった失点。


ジュビロ1点返す!


82分、マリノスのスローインを平川がうまくカットし、左へ展開。

松原のクロスをジャーメインがトラップし、素晴らしいコントロールショットを叩き込んだ!

山田大記がゴール前に走り込んだことでエドゥアルドのマークがペイショットから山田になり、永戸がペイショットとジャメの2人をマークしないといけない状況を作り出したことが良かったです!


選手交代


72分にマリノスはエウベル・松原健に替わって宮市亮と榊原が入りました。

小池がRSB、榊原がボランチに。


87分、ヤンマテウス・渡辺皓太に替わって水沼と井上が入りました。


ジュビロは87分、松原后に替えて藤川虎太朗を投入。

高畑がLSBに。



ジュビロ1点差に詰め寄る!!

平川が背後に蹴り込んだボールをペイショットが拾い、藤川がドリブル突破から素晴らしいクロスを上げ、ジャーメインが気持ちで叩き込んだ!!


ここもペイショットが外に行った分、山田大記が中に走り込んでいたことでジャメのマークが少しずれました。


…しかし反撃もここまで。

試合終了。


やはり攻撃力はJ1でも通用しますが、守備力が足りません。

残念ながら個の守備力が弱すぎて、どんなに組織的にやろうとしても局面でやられてしまう印象。


ただ2022、2023シーズンより強度は上がっていると思います。

そしてこの強化方針は継続すべきかなと思います。


残り2試合勝利し、天命を待つしかないですが、可能性がある限り諦めずにいきましょう!



今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!