新型コロナウイルス感染症のチーム内クラスターの影響で第4節ガイナーレ鳥取戦が中止となり2週間ぶりの試合となる。1週間の活動休止を経ての再始動となり、選手個々のコンディションが心配だ。状態の良い選手を選ぶのか練度の高いメンバーを選ぶのか三浦監督の人選に注目したい。コンディションをどこまで高めることができたか不透明だが、難敵富山相手に負けない闘いを大前提に試合に挑んでもらいたい。試合の状況によってベンチからはっきりとした意思表示ができるかが重要になるだろう。

富山は前節いわき相手に1-1の引き分け。352の布陣で、ツートップに入ったキング川西は相変わらず油断のないプレーをし、同点ゴールを演出。岐阜としては引いて守るのは危険なので、3バックの横を絶えず狙い続ける必要がある。一方的に攻められるだけでは今シーズンの岐阜の守備が安定していてもやはり富山相手には失点のリスクが高まるので、攻撃の意思は示し続ける必要がある。

いずれにしてもチームとしては今シーズン初めて直面するピンチをいかに乗り越えることができるか。このピンチを乗り越えた先にチームとして成長できる。ピンチをチャンスに変えるにはチームだけでなく今こそ我々サポーターの支えが必要だ。「がんばれFC岐阜」。