基本スタッツゴール期待値


富山さんは前節琉球戦。並びの関係でウいてしまうSBに対する守備の所で琉球さんがハマらず、富山さんがボールを保持していく展開に。飲水タイムで琉球さんが修正を施しSBにIHが出ていく形となったが、攻撃の所で富山さんのプレスを上手くはがせず前半はスコアレス。

後半琉球さんが選手交代で並びを変え4-2-3-1にして見る選手をわかりやすくする形に。野田選手が入った事で起点ができチャンスができるようになったが、富山さんも選手交代で勢いを取り戻し70分吉平選手のクロスから途中交代の布施谷選手が飛び込み先制。そして琉球KOから後ろに戻したボールにプレスをかけて奪い途中交代の碓井選手が追加点。86分にも布施谷選手のクロスに碓井選手が合わせダメ押し。試合後琉球の金監督が完敗と振り返るほどの充実の内容で富山さんが勝利した。

前節までの対戦成績得失点パターン

富山さんは開幕4試合勝ちなしというスタートだったが、ルヴァンカップの勝ち上がりを勢いにして調子が上がってきた印象だ。6月は8試合という欧州ビッククラブ並の日程を乗り切りこの所は6試合負け無し。DF下堂選手が山口に移籍し、負傷者の多さは気がかりではあるが、試合過多の中コンディションを落とす事なく5位まで順位を上げてきた。

パスソナー・パスネットワークPA内への進入傾向

攻撃スタッツ - 安光 将作攻撃スタッツ - 吉平 翼

1ヶ月前の対戦ではJ公式でシュート数19対0。見事なミドルシュートを決めた吉平選手や両サイドの攻撃で押し込みゲームをコントロールした。今回は攻守に気が利くマテウスレイリアやFC東京から育成型で移籍した新井選手もおり、上位進出へ向けアウェイでも勝ち点3を狙いにくる。

攻撃スタッツ - 深川 大輔攻撃スタッツ - 深堀 隼平

岩手は前節、長野さんが前線からの強度を落としてたという所もあって、保持の時間を高める事ができた。これは中村選手の存在が大きく、再現性が高いとはいえないのが現状だろう。富山戦は中村選手とは阿吽の呼吸の西選手が出場停止となり、スタンスがどうなるかはスタメンを見てみないとわからないが、強度の高い富山さんに対しこの姿勢を継続するとなれば、神野監督の指向と覚悟を感じる事ができる。