2度目の3連戦の第2戦となったJ2第12節で、新潟はアウェイで大宮と対対戦した。5月に上位チームとの連戦を控え、順位的に苦戦している大宮に対して確実に勝利したい一戦であった。今回はこの試合をレビューしたいと思う。


【総括】大宮のカウンターから失点を喫し、一時はリードを許した試合展開であったが、終わってみれば3-2と逆転勝利。システム変更や、途中交代で入った選手の活躍など、好調なチームにある好循環を見せた戦いであった。終盤の時間消費のためのボール回しは大宮の戦意を喪失させるの十分であり、首位に立つチームの風格すら感じさせる内容であった。


【スタメン】

フォーメーション図フォーメーション図

大宮は前節から中2日で迎えたこの試合、2TOPの2人をフレッシュな選手に変える以外は前節と同様のメンバーであった。新潟は前節から中3日の2戦目であったが、変更は2名のみ、早川選手と矢村選手であった。


【大宮】

1.起点

縦パスやロングボールが入っても、ボールが収まらないので、攻撃が出来ず、守備の時間が増えていた。


2.得点シーン

一点目も二点目もボールを、奪った瞬間。

動き出しが早く、守備陣形が整う前に、決定的なボールが、供給されていた。


【新潟】

1.CBの背後

新潟は、DFラインが高く、オフサイドを取れる場面もあるが、相手FWに上手く抜出されたら危険な場面がある。実際に2失点とも2同じような形でやられている。


2.本間選手と三戸選手

後半、三戸選手が入り、システムを4-3-3に変更し両サイドにドリブルの得意な選手を置き、攻撃する形にし、上手く攻撃することができ、2得点して逆転することができた。

【感想】

・新潟は後半、システム変更し、逆転することができたので、監督の采配は、重要だと思った。

・大宮は狙いとする試合ができたが、新潟の攻撃に耐えきることができなかった。