J2の折り返しとなったこの試合、2位の磐田に挑戦する形となった新潟、今回はこの試合をレビューしたいと思います。


【総評】前半の先制点が大きな影響を与えた試合であった。磐田は6分に先制すると、5－3－2のブロックを固め、新潟の縦パスに厳しく対応。ボールは新潟が保持するが、カウンターから2点を追加し3－0に。後半は新潟に2点を返され、磐田の無失点試合は途切れたが、そのまま逃げ切り、磐田は京都をかわし首位に立った。新潟はまたしても上位直接対決に敗れ、順位を4位に落とした。


【スタメン】

フォーメーション図フォーメーション図

磐田は守備の中心大井選手がメンバー外、変わって山本選手が入った。新潟も島田、三戸、鈴木選手がスタメン復帰となった。


【磐田】

1.シュートまでいかせない…先制後は5-3-2のブロックで中央を固め、縦パスには強く行き、サイドに出た時も中央に行かせないようにしてボールを下げさせ、新潟にボールを保持されてもシュートまでいかせなかった。


2.ワンタッチ…新潟のハイプレスをワンタッチパスを使ってうまく逃げることができていた。数的優位を作れていたのでうまく逃げることができていた。


【新潟】

1.守備が効いていない…素早い切り替えはいつも通りできていたと思うが、相手の個人の強さだったり、ワンタッチプレーでうまくプレスをかわされ、思ったように高い位置でボールを奪うことができなかった。

2.前にボールが入らない…磐田の5-3-2のブロックの前に、起点を作る縦パス、プレスを回避する縦パスなど効果的なボールがあまり入らなかった。縦パスは常に狙われているのと、新潟のミスもあったので精度を高めたい。


【感想】

・上位対決は負けてしまったが、次は勝つ。

・今回、新潟は負けてしまったが課題が多く出る試合だったと思う。出た課題をクリアして次節は勝ってほしい。