こんばんは。onoです。

9月26日(土)にデンカビッグスワンスタジアムで行われたアルビレックス新潟v.ヴァンフォーレ甲府の一戦を振り返ります。試合から1ヵ月以上が経過した今だからこその雑感です。


得点memo

63' オウンゴール 荻原拓也選手のクロスが新井涼平選手の手前でバウンド。ミスを誘う

65' ドゥドゥ 福田晃斗選手の横パスをさらった荒木翔選手がお膳立て


模索は続く…

第20節の徳島ヴォルティス戦で渡邉新太選手が負傷(右足第五中足骨骨折)。戦列を離れてから2試合目でした。第21節の愛媛FC戦では矢村健選手をスタートから起用したものの、この日はベンチ外。高木善朗選手がトップ下の位置で出場しました。ほか、右サイドには田上大地選手と大本祐槻選手が、ボランチには右サイドでの出場が続いていた中島元彦選手が入っています。

フォーメーション図

こうして起用された選手の中で、最も意図を表現していたのは高木選手でしょう。「間で受ける」とはよく言いますが、相手の最終ラインと中盤の間のスペースに顔を出し、縦パスやサイドからのパスを呼び込んでいました。先制ゴールの場面では、間で受けた高木選手が荻原拓也選手に展開しています。ボールタッチの図だけではどう受けたかがわかりませんが、、役目は果たしていたといえるでしょう。

ヒートマップ - 高木 善朗

ただし、高木選手のペナルティエリア内でのボールタッチはゼロ。甲府は押し込まれた際に常に自陣のペナルティエリア内に4~5選手が構えているほどの固めっぷりで、新潟としてはボールの巡りは良くなったものの、ゴールの予感はなし…。過去3戦の相手と比較して甲府は引いて守るチームだったため、押し込まれている感はありませんでしたが、それでもここぞという場面では効果的にプレスを掛けられてボールを失っていました。失点場面もそうですね。

この後、新潟は3連勝を果たします。どんな変化があったのでしょうか。