こんばんは。onoです。

10月21日(水)にデンカビッグスワンスタジアムで行われたアルビレックス新潟v.ファジアーノ岡山の一戦を振り返ります。試合から1ヵ月近くが経過した今だからこその雑感です。


得点memo

81' 岡山 齊藤 和樹 2018年4月8日に続くビッグスワンでのゴール

87' 新潟 中島 元彦 前節に続くFW起用で2試合連続ゴール


対岡山、ホームで初の勝点獲得…

過去の2シーズン、両者の順位は接近していました。

2018シーズンは、15位・岡山(勝点53)、16位・新潟(勝点53)

2019シーズンは、9位・岡山(勝点65)、10位・新潟(勝点62)

シーズン終盤を迎えて顔を合わせた今回、両者の勝点差は8。試合内容を振り返ると、客観的にも順位差が表れていたように思います。この試合では、過去の対戦とは異なって連続して攻撃を繰り広げられるほど優勢でした。しかし、終盤に先制を許す展開に。最後尾でのパス交換において島田譲選手がコントロールにもたつくと、すかさず齊藤和樹選手が寄せてボール奪取。そのままペナルティエリア内に持ち運び、ゴールを挙げました。

辛くも追い付き、勝点1を積み重ねられたのは大きな前進。中島元彦選手は実況の方曰く「希望している」前線にポジションを移してから2試合連続でのゴール。シュート数は両チームを通じて最多の6本。数の多さに加え、(数字には表れていないものの)シュートに至るまでのボールの運び方や動作がしなやかで、観ている側としては期待が持てます。しかしながら、試合途中のポジション変更だからこそ結果を残せている側面や、サイドやボランチで起用せざるを得ない事情を想像しつつも、この試合を最後にゴールからは遠ざかっています。

攻撃スタッツ - 中島 元彦

そんな中島選手の活躍もあり、ホームでの岡山戦では初対戦から3シーズン目にして初の勝点獲得となりました。チームの歴史においてはたしかな前進。しかし、昇格争いにおいては痛い勝点1です。次々節に対戦する東京ヴェルディも同じく相性の悪いチーム。上位との勝点差をひっくり返すには、もっと大きく前に進まなければなりません…。