【J1】前半戦の戦いを振り返ってみよう!
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1、前置き


特に強く意識していた訳では無いが、サイドでボール奪取して、そこから攻撃が出来ていたと感じていたが、それが、岡山の右サイドに限定されていたという答えに、データを見るまでは行きつけなかった。確かに、データを見て後に振り返れば、右サイドで、ボールを奪えていた。それが、顕著出ていたデータを見て欲しい。というのが、今回のフォーカスです。


2、脅威的な右サイドの2人の守備スタッツ


守備スタッツ - 宮崎 幾笑

守備スタッツ - 河野 諒祐


「ブロック」と「毀れ球」の数字が圧倒的ですね。左サイドと比べる事で、より分かり易くなりますので、確認していきましょう。


守備スタッツ - 木村 太哉

守備スタッツ - 宮崎 智彦


奪えていない事はないが、右サイド程の数字ではないですね。特に27木村 太哉の守備スタッツは、寂しいものとなっていますね。11宮崎 智彦は、良い守備があって、イエローカードを受けるファールを貰ったシーンとか、前に運べていればと感じました。


いずれにせよ、右サイドでは、面白いようにボール奪取ができていた。後半の頭の時間帯。この時間に先制できていれば、違う結果になったかもしれない。


3、左にやや集める傾向にあった東京Vの組み立て


また、右サイドの守備や連携が良かったのかもしれないが、やはり東京V側から見ると左への展開が多かった。それを示すデータもあります。


エリア間パス図


左サイドの方が、色がかなり濃いですね。ボールが、それだけ集まっていたことを示すデータですね。面白い様にボールを奪われていた反面、面白いほど、サイドに集められていた。または、そこからも突破される事もあったデータでもありそうです。数字だけ高くて、手放しで、喜べるものではなく、一回通されただけで、失点に繋がる事もある。


サッカーとは、リスクを小さくしつつ、ハイリターンを求める。そういったスポーツでもある。ただ、東京V自体の攻撃は、リスクも高く、その分ハイリターンであった。


4、均衡が取れた接戦


ただ、基本的には、巧くバランスがとれたゲームであったが、今回は、たまたま東京Vの日だったとも感じるデータがある。


ゴール期待値


岡山が高い時間帯もあれば、東京Vの時間帯もある。結構、このデータは、離れるというか、一方的に攻める時間帯とかありがちではあるが、接戦であったことが示すデータとなっている。


5、ちょっとデータでフォーカス


気になったデータをこちらでピックアップ。


ヒートマップ - 宮崎 幾笑


ペルティエリア内のどちらかが、シュートまで行けたシーン。もう1つは、トラップからシュートを狙おうとしたが行けなかったシーン。こういったシーンを増やしていく事で、より得点の形を増えると思いますので、もっと増やしていって欲しい。


ヒートマップ - 端戸 仁


「うん?これ何だろう?」と、思ったが、投入後攻撃に出たが、守勢に回ったことで、データ的にこうなってしまっているが、面白いと思った。タッチ数が多くて、こういったデータが出る選手が出てくるのだろうか?ちなにみ、真面目に答えると、これは、恐らく少ないタッチ数が分散していた事が大きく影響した結果と思われる。


時間帯別パスネットワーク図


掘り下げると色々あるだろうけど、ピンポイントに触れると、近い20川本 梨誉、14上門 知樹、10宮崎 幾笑。お互いに、近い距離を保つことで、良い相乗効果が生まれている。現状、ミドルシュートに頼りがちではあるが、ペルティエリア内にスルーパスやワンツーで、侵入できる関係にもなって欲しい。


5、総評(後書き)


基本スタッツ


枠内シュート10本の内のペナルティエリア内だと、1,2本だと思われる。今季の岡山は、ミドルシュートが決まり過ぎだと思う。守る側の岡山としては、何本ミドルシュートを決められているか、そう考えると、ミドルシュートの割合が多く、何度か決めれないシーンこそあるが、ミドルシュートでの得点の多さは、本当に凄い。


逆に東京Vは、繋ぐ事を基本にしつつ、長短のパスを屈指して、崩す事へ挑戦し続けた。


ミドルシュートのゴールvsパスでの崩しのゴール


岡山も一応多くシュートを打てていたが、東京Vはパスで崩して、得点まで繋げた。どっちに転んでも不思議ではなかったが、良い形で、シュートを打てたのは、東京Vであった。岡山のミドルシュートを中心とした攻撃は、27木村 太哉の惜しいシュート以外は、ほぼ正面で、ゴールが遠かった。


チームとして、良かった点と悪かった点を整理して行く中で、脅威的なミドルシュートでの得点力を結果に繋げることができるかどうか。ペナルティエリア内への侵入が少ない事で、後方の守備は安定している傾向にあるが、その分、得点力不足に陥っている。この辺りをどうまとめるか、有馬 賢二監督の手腕に期待して、新潟戦を応援したいと思う。


文章=杉野 雅昭(text=Masaaki Sugino)、図(データ)=SPORTERIA様


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