1、ゴール期待値へのアプローチ~テーマ~
なんだかんだ言って、ゴール期待値は、シンプルながら情報量が多いデータではあると思います。そこに他のデータをどうリンクさせていくかというのが、私のデータでフォーカスの形です。
その上で、個人的には、新しいアプローチに挑戦してみたいと思います。これだけ、SPORTERIAさんでブログを書かせていただいて、初めて?と感じる方もいっらしゃると思いますが、難しいことではなくて、シンプルなアプローチです。
時間がないということで、分析というよりは、データ整理に近いかもしれません。
その辺り、皆さんの感想というのは、気になりますが、さっそくいきましょうか。
2、ゴール期待値と基本スタッツ
ゴール期待値(図=figure:SPORTERIA提供)
基本スタッツ(図=figure:SPORTERIA提供)
岡山が、シュート11本で、1.56 x GOAL。
清水が、シュート18本で、2.19 x GOAL。
1本換算にすると
岡山が、約0.15x。
清水が、約0.12x。
1本当たりに換算すると、岡山の方がシュートの価値が重かったことが分かりますね。ただ、サッカーは、シュートの形の芸術点を競う競技ではなく、ゴールの枠内に決めた数を競う競技です。
今回は、そこの1本当たりのデータはチェックすることはできない。いや、恐らくできるのですが、割に合わないのでやりません。
具体的に言えば、シュート打った選手の順番にどれだけ伸びたか物理的に長さを図ることで、およそのデータが分かるはずなんです。正確性がないので、そこは、遠慮させていただきます。だって、誰のシュートとか分かりますって言っても、流石にね(笑)
ということで、違う方法で、想像を膨らませてもらおうかなと。だから今回は、分析ではなく、データの整理なんです。ごめんなさい。
3、シュート数ランキング(岡山)
7位タイ:1本(枠内シュート0本)
6番 輪笠 祐士 選手、10番 田中 雄大 選手。
5位タイ:1本(枠内シュート1本)
4番 阿部 海大 選手、17番 末吉 塁 選手、18番 田上 大地 選手
2位:2本(枠内シュート2本):19番 岩渕 弘人 選手
1位:4本(枠内シュート2本):9番 グレイソン 選手
4、ラストパスランキング(岡山)
4位:1本(パス17/22本、クロス3本):27番 木村 太哉 選手
3位:1本(パス15/24本、クロス4本):17番 末吉 塁 選手
2位:2本(パス13/21本、クロス1本):19番 岩渕 弘人 選手
1位:2本(パス14/23本、クロス1本):9番 グレイソン 選手
番外編:0本(パス28/36本、クロス6本):88番 柳 貴博 選手
5、シュート数ランキング(清水)
10位タイ:1本(枠内シュート1本)
3番 高橋 祐治 選手、11番 ルーカス・ブラガ 選手、44番 西原 源樹 選手、70番 原 輝綺 選手
6位タイ:2本(枠内シュート1本)
10番 カルリーニョス・ジュニオ 選手、19番 松崎 快 選手
4位:2本(枠内シュート2本):21番 矢島 慎也 選手
3位:3本(枠内シュート2本):28番 吉田 豊 選手
2位:4本(枠内シュート1本):66番 住吉 ジェラニレショーン 選手
1位:1本(ゴール1本):10番 北川 航也 選手
6、ラストパスランキング(清水)
7位:1本(パス3/4本):16番 西沢 健太 選手
6位:1本(パス17/24本):11番 ルーカス・ブラガ 選手
5位:1本(パス43/46本、クロス1本):71番 中村 亮太朗 選手
4位:1本(パス21/31本、クロス2本):10番 北川 航也
3位:3本(パス30/35本、クロス3本):21番 矢島 慎也 選手
2位:5本(パス38/48本、クロス4本):14番 山原 怜音 選手
1位:1本(アシスト1本):10番 カルリーニョス・ジュニオ 選手
7、ランキング考察(岡山)
『 シュート数ランキング 』
1位:4本(枠内シュート2本):9番 グレイソン 選手
2位:2本(枠内シュート2本):19番 岩渕 弘人 選手
5位タイ:1本(枠内シュート1本)
4番 阿部 海大 選手、17番 末吉 塁 選手、18番 田上 大地 選手
7位タイ:1本(枠内シュート0本)
6番 輪笠 祐士 選手、10番 田中 雄大 選手。
『 ラストパス数ランキング 』
1位:2本(パス14/23本、クロス1本):9番 グレイソン 選手
2位:2本(パス13/21本、クロス1本):19番 岩渕 弘人 選手
3位:1本(パス15/24本、クロス4本):17番 末吉 塁 選手
4位:1本(パス17/22本、クロス3本):27番 木村 太哉 選手
番外編:0本(パス28/36本、クロス6本):88番 柳 貴博 選手
『 ファジアーノ岡山の特徴 』
こうして観ると、岡山は3-4-3で特殊なサッカーをしているいうよりは、9番 グレイソン 選手を軸に攻撃を構築できていて、前線の選手が攻撃の主役で、後方の選手がある程度守備に専念していることが読み解けてきますね。
8、ランキング考察(清水)
『 シュート数ランキング 』
1位:1本(ゴール1本):10番 北川 航也 選手
2位:4本(枠内シュート1本):66番 住吉 ジェラニレショーン 選手
3位:3本(枠内シュート2本):28番 吉田 豊 選手
4位:2本(枠内シュート2本):21番 矢島 慎也 選手
6位タイ:2本(枠内シュート1本)
10番 カルリーニョス・ジュニオ 選手、19番 松崎 快 選手
10位タイ:1本(枠内シュート1本)
3番 高橋 祐治 選手、11番 ルーカス・ブラガ 選手、44番 西原 源樹 選手、70番 原 輝綺 選手
『ラストパス数ランキング』
1位:1本(アシスト1本):10番 カルリーニョス・ジュニオ 選手
2位:5本(パス38/48本、クロス4本):14番 山原 怜音 選手
3位:3本(パス30/35本、クロス3本):21番 矢島 慎也 選手
4位:1本(パス21/31本、クロス2本):10番 北川 航也
5位:1本(パス43/46本、クロス1本):71番 中村 亮太朗 選手
6位:1本(パス17/24本):11番 ルーカス・ブラガ 選手
7位:1本(パス3/4本):16番 西沢 健太 選手
『 清水エスパルスの特徴 』
岡山に比べて、多くの選手。特に候補の選手の攻撃への関与率の高さが際立ちます。シュートではセットプレーでの高い打点でのシュートで存在感を示し、左右のSBが、攻撃参加でそれぞれの持ち味を発揮できるチームであると思います。
また、前線の選手のスコアが伸び切らなかったことからも岡山の中央の守備の堅さに攻めあぐねたのもあると思いますが、ボールを持つというよりは、基本的な形の繰り返しで、1チャンスをものにできる質を持っているチームであるという事を改めて感じた。
9、ゴール期待値とランキング総括
ゴール期待値(図=figure:SPORTERIA提供)
誰もが攻めて、守れる清水に対して、専門性が高く、攻撃と守備で選手のカラーがより明確なのが岡山であった。攻守において、総合量で僅かに清水が上回ったという試合となったように思います。
岡山が、シュート11本で、1.56 x GOAL。
清水が、シュート18本で、2.19 x GOAL。
1本換算にすると
岡山が、約0.15x。
清水が、約0.12x。
というデータを紹介していましたが、清水は、FWでの守備粗さ。DFでの攻撃での粗さ。攻撃も守備でも高いレベルで求められる清水だからこそ、前と後ろの課題がでる。
逆に岡山は、専門性が高く、個性を生かした質があるもののチームとして安定感や正確性に欠ける部分が出てのデータであると感じた。
ランキングにしてみると、両チームの狙いやチームの形が見えてきて、とても興味深いデータとなった。分析ではなく、どちらかと言えば整理と表現したデータでフォーカスでしたが、どう感じましたか?少し作成するまでに時間がかかりましたが、興味深いデータであったように思います。
皆さんの感想を教えていただけたらと思います。
最後まで、読んで下さり有難うございました。
文章・図(基本情報)=杉野 雅昭
text・figure=Masaaki Sugino
図=figure:SPORTERIA提供
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