ホーム最終戦。
今年一年、自分がスタジアムで見た試合を中心に、
最も印象的だったことを簡単に記しておこうと続けてきました。
うまく、出来たかどうか分かりませんが、1年間、ありがとうございました。
優勝を目の前に、まさかのホーム2連敗で迎えたホーム最終戦。
連敗中と違ったのは、データに出にくいところでした。
データではっきり違いがわかるところとしては・・・
左が今節、右が2試合前のガンバ戦。
明らかに、浦和は、この連敗中と比べて攻撃的です。
ポゼッションするマリノスに対して、浦和は守備の時間が長くなるのは仕方ないですが、
ガンバとくらべて、支配率も高く、パス本数も多いです。
ただ、意外だったのは、走行距離がマリノスよりも1割近く短かったこと。
退場者が出ていないのにこれだけ違うのは珍しい。
(試合中はそこまで差があるようには見えませんでした)
パスソナーの比較です。
パスの総数が異なるので線の太さは異なりますが、基本的にはあまり変わりません。
つまり、マリノスは、いつも通りにやっています。
で、ここからが、データに出ないところなのですが、
試合中、気付いたのは、2週間ぶりの試合で選手がリフレッシュしていることでした。
1)パスの精度が高い
2)そのために、良い身体の向きでボールを受けることが出来て、
3)ワンツーのパスや前を向くパスをスムーズに出来る。
4)運動量も多いので、パスコースを作る動きやスペースに飛び込む動きが多く、
5)スムーズにボールが回る。
6)そして、最終的には、無理な体勢ではなくて、自然な体勢でシュートが打てる。
https://twitter.com/prompt_fmarinos/status/1586283128301432834?s=20&t=7ZXBPXCdVL5CerL0SQ_3fw
例えば、これは先制点の場面ですが、
水沼のシュート(クロス?)がディフェンダーにあたって、
良いところにボールがこぼれて幸運にもエウベルが押し込みます。
しかし、連敗中は、このようなディフェンダーのリフレクションは、クリアになっていたり、CKになってしまっていて、良いところにはこぼれませんでした。
僅かな余裕の差が、ディフェンダーの身体から少しずれたところに当たったのだと思いました。
さて、優勝争いは、横浜、川崎ともにアウェイの最終節に持ち越されました。
横浜は、今節、川崎に敗れた神戸、
川崎は、曲者、FC東京が相手です。
神戸は1失点目が不用意な失点、2失点目はスパイクが靴紐に絡まるという不運なPKでした。
不用意な失点は修正されるでしょうし、8月のACLでは、SBの裏を狙う対角のクロスで、マリノスに完勝しました。
簡単に勝てる相手ではありませんが、
今日のようなクオリティの高いプレーができるならば、ACLの雪辱を果たして、優勝を成し遂げられるでしょう。
最終節まで楽しみが残ったチームに感謝したいと思います。
コメント(1)
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SPORTERIAスタッフ
2022/10/31 14:59
スタッツも内容も圧倒的でしたね👏
やはり時間もスペースも無い中で、
>僅かな余裕の差
を持てるのかどうかが、最後の01(ゴールになるかならないか)に繋がってくるのかなと感じました。
最終節はアウェーですが、最後まで熱い戦いを期待しています🔥