2023 J1第7節 横浜FM 5-0 横浜FC マリノス目線のワンデータレビュー

横浜ダービーですが、

ホームのマリノスが5-0と圧勝しました。

我がホームの日産スタジアムで負けるわけには行かないのです。

雨で風も強く寒かったので、25000人しか入らなかったのは残念ですが、

日産スタジアムは入場してしまえば、

屋根があって雨に濡れない席がたくさんあるし、要塞のように壁に囲まれているので、風も遮られます。とても快適なホームスタジアムです。

そして、キャパが大きいので、雨の日の座席移動サービスもやっていて濡れない席に移動することができます。これも嬉しいですね。

試合内容ですが、

今回、素晴らしかったのは、山根陸。

あの幻のゴールは、水沼の明らかなオフサイドなので、仕方ないですが、

松原の豪快ミドルシュートを思わせるような素晴らしいシュートでした。

マリノスのサイドバックは、あの位置に入ってくるのですよ。

日本ではあまりこういう戦術を取るチームは無いのですが、

マリノスの場合、左右のウイングがライン際に幅を取る一方、サイドバックが中に入ります。

昔ながらのイメージだとウイングが中に切れ込んでその外をサイドバックが駆け上がる、という感じですが、マリノスの場合は逆です。なので、左右のサイドバックが中でミドルシュートを打つ場面が少なくありません。

今回、山根陸の何がすごかったかというと、

基本的に本職はボランチ、中盤の選手なのに、

スタート時は、右サイドバック。

途中交代で、上島がマルコスに代わって入ったときは、マルコスの位置に上がってトップ下。

そして、杉本が喜田に代わって入った最後はボランチ、と1試合で3つのポジションをこなしたこと、さらに、いずれのポジションでも水準以上のパフォーマンスだったことですねえ。

本当か？と思ったのは、本人のコメントによると、

これがリーグ戦初スタメンだったということ。水曜日に90分やって、今回も90分。いずれも素晴らしいパフォーマンス。

いやはや、また楽しみな若手が出てきました。

（そして、また海外移籍が心配な若手が出てきてしまいました（笑

（まあ、マリノスの場合、明日、このチームにいない、ってことがしょっちゅうだからなあ