不満の残る試合でした。

大味でいろいろと緩くて、こんなフットボールをやっていると、弱くなっちゃうぞ、来週の名古屋戦、再来週の川崎戦で通用しないぞ、と思える試合でした。

基本スタッツ基本スタッツ


とにかく、ドリブルが多かったです。同じ下位チームとの対戦ということで柏戦と比較すると、パス本数が6%も少ないです。

これは、湘南のディフェンスフォーメーションに原因があります。

フォーメーション図フォーメーション図

湘南は3バックを採用しますが、守備時には、SBが下がっていて5バックになります。

一方で、マリノスは攻撃時にアンロペが下がってきますので、5バックに対して、FWはエウベル、ヤンマテの2枚。しかも、二人は大外に張りますので、5人いても、誰も見ていないということになり、

アンロペ、西村、なべこ、ジョエルの4人を茨田一人で見ることになります。

このミスマッチによって、ミドルサードをマリノスが制圧、

ノープレッシャーで前線にボールを供給。

さらに湘南のDFの技術が足りていないので、マリノスのウィングがカットインすると2人、3人が引っ張られて、中に入ってくるSBのケアが出来ずに、何度も決定機を作っていました。


ミドルサードで余裕があるので、ドリブルでボールを運ぶ、

相手の技術に問題が有るので、一人で二人を引き付けたり、剥がしたりしようとするので、結果として持ちすぎてボールを失う、というシーンが多く、

もう少しテンポよくパス回しをしたいなあ、と思って見ていました。


来週は、アウェイ名古屋戦。

6ポイントマッチになります。

なんとかここを勝ちきりたいものです。