たくさんデータがありますので、今回はホーム&アウェイについて投稿します。対象は2020シーズンJ1リーグのFP(フィールドプレイヤー)です。

まずはリーグ全体の概観からです。Football LABさんのデータの中には攻撃CBPと守備Pというものがあります。これをホーム(H)とアウェイ(A)に分けて集計しました。

指標の数値が大きい方を黄色にしてあります。攻撃CBPはアウェイに比べてホームの方が大きいです。反対に守備Pはホームに比べてアウェイの方が大きいです。ホームで攻めてアウェイで守る。イメージ通りですね。

次は上記表をチームごとに集計し直したものです。こちらも指標の数値が大きい方を黄色にしてあります。

札幌の攻撃CBPのみアウェイの方が大きいです。それ以外は、数値の大小、差の大小はあるにせよ、リーグ全体の傾向と同じです。チームごとに見ても、ホームで攻めてアウェイで守るという図式は大方当てはまります。

次はボール支配率で比較します。下図はホームアウェイ別のチームごとのボール支配率です。

名古屋と広島を除き、ホームの方がアウェイよりもボール支配率が高いです。ホームの方が積極的に攻めているのでしょう。

このように比較すると、勝敗は抜きにしても、アウェイと比べてホームでは積極的に攻めていると言えるでしょう。簡単ですが報告させていただきました。

いつものことながらFootball LABさんからデータを拝借しました。