筆者は、大学生であった4年間のみ名古屋市に住んだことがある生粋の名古屋市民です。今回は名古屋グランパスの攻撃のシーズン比較をしました。

名古屋の得点 2019シーズン 45点 2020シーズン 45点

Excelで基本統計量を計算すると下記の通りになります。

計算する必要もなかったですね。変化なし、差なし、単なる数字としては全く同じであるということです。2019シーズン、2020シーズン共に同じ45点でした。

次にFootball LABさんのシーズン比較機能を活用し、比較しました。

チャンスビルディングポイントの比較結果は下記の通りになりました。

2019シーズンと比較すると、2020シーズンは軒並み下がっています。CBPがこれだけ下がると、得点も減るのではないかと思います。でも同じなんですよね。

次からは得点を様々な指標で割ってみました。割ることで効率性を比較することが出来ます。まずは得点÷シュート数です。

2020シーズンの方が値が高いです。

次は得点÷枠内シュート数です。

こちらも2020シーズンの方が値が高いです。

次は得点÷パス数です。

こちらも2020シーズンの方が値が高いです。

次は得点÷攻撃回数です。

ほぼ同じではありますが、2020シーズンの方が値が高いです。

次は得点÷30mライン進入回数です。

こちらも2020シーズンの方が値が高いです。

次は得点÷ペナルティエリア進入回数です。

こちらも2020シーズンの方が値が高いです。

次は得点÷ボール支配率です。

こちらも2020シーズンの方が値が高いです。

有意差検定は実施していませんが、軒並み2020シーズンの方が値が高いという結果になりました。効率的に得点を奪うことができたと言えると思います。経営とか経済の視点で考えれば、効率が良くなるということは非常に大切なことです。

でもサッカーは効率が悪くなったとしても、1点でも多く奪った方がいいと思います。

簡単ですが、以上で終わります。

いつものことながらFootball LABさんからデータを拝借しました。