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毎度のことながらFootball LABさんからデータを拝借しました。

今回は、2020シーズンからデータサッカー界を席巻しているゴール期待値を使用します。ゴール期待値は非常に重要なデータで、このデータはチームの実力を正確に示していると考えています。今回使用するデータは2021シーズン、J1リーグ、3/21までに開催された試合の内、試合数が少ないG大阪を除いたものになります。

下表は、チームごとのゴール期待値合計、総得点、差(得点-ゴール期待値合計)、ゴール期待値改善割合(差÷ゴール期待値合計)です。改善割合って言葉が適切なのかどうか疑問ですが・・・。

ゴール期待値改善割合をみると、チームごとにかなりバラツキがあることがわかります。

清水は最も改善率が高く、ゴール期待値以上に得点を奪っていることが分かります。逆に浦和は最も改善率が低く、総得点はゴール期待値には程遠い状態です。

次は被ゴール期待値です。相手チームのゴール期待値が被ゴール期待値になります。下表はチームごとの被ゴール期待値合計、総失点、差(被ゴール期待値-総失点 ※ゴール期待値の計算とは逆になります)、被ゴール期待値改善割合(差÷被ゴール期待値)です。

被ゴール期待値改善割合をみると、やはりバラツキが大きいです。最も改善率が高いのは、現在無失点中の鳥栖です。改善率100%、完璧です。逆に最も改善率が低いのは鹿島で119%、被ゴール期待値の2倍以上の失点を喫しています。

ゴール期待値と被ゴール期待値改善割合の散布図を作成すると下図の通りになります。

中心に近いチームは期待値に近い結果を出しているということになります。実力通りということです。右上のチームはゴール・被ゴールともに期待値以上の結果を出しており、実力以上のパフォーマンスを発揮しているということになります。左下のチームはゴール・被ゴール共に期待値に届かず、実力を発揮できていないということになります。

中心からの離れるチームほど、期待値以上に良いパフォーマンスをしている、逆に悪いパフォーマンスになっているということから、各チームの中心からの距離を計算しました。まずは下位からです。なおチーム名の前の数字は、現順位です。

最もパフォーマンスが悪いのは鹿島です。得点は期待値に対してマイナス3点、失点はマイナス4点であり、実力を発揮できていません。下位の2~5位は上表の通りです。二桁順位が並んでいますので、パフォーマンスの低さが順位に大きく影響していることが歴然です。

次は上位です。

最もパフォーマンスが良いのは鳥栖です。得点は期待値に対して1点プラスだけですが、失点は約6点抑えることに成功しています。今回数字としては出していませんが、鳥栖は被枠内シュート数が最も少なく、被枠内シュート率が最も低いチームです。上位の2~5位は上表の通りです。我が名古屋グランパスは3位にランクインしました。良いことですね。こちらは一桁順位が並んでいます。だた清水は現順位が9位であり、良いパフォーマンスを発揮しての9位であることから、もともと持っている実力は他チームより低いことが推測できます。

散布図のFC東京は少し特異な位置にいます。解釈が分かれるとは思いますが、筆者としてはゴール・被ゴール期待値の良い悪いが相殺されていると解釈しています。

まあ、なんにせよ、ゴール期待値は面白いですね。