毎度のことながらFootball LABさんからデータを拝借しました。

今回は、自チームの30mライン進入率とPA(ペナルティエリア)進入率、相手チームの30mライン進入率とPA(ペナルティエリア)進入率を比較します。

対象となるデータは2021シーズンJ1リーグ、8/15までに終了した試合です。

自チームと相手チームの30mライン進入率、PA(ペナルティエリア)進入率を求めたところ下表の通りになりました。


上表をもとに、自チームと相手チームの30mライン進入率を散布図にしました。

上図を見て感じるように負の相関関係があります。上図の右上に近似直線式、R二乗(決定係数)、R(相関係数)を記載してあります。相関係数は-0.5744で負の相関関係ということになります。負の相関関係ということから、自チームの30mライン進入率が高くなると相手チームの30mライン進入率が低くなり、反対に自チームの30mライン進入率が低くなると相手チームの30mライン進入率が高くなるということになります。自チームが数多く30mラインへ進入することで、相手チームの30mライン進入を防いでいると解釈できます。J1リーグ1位の川崎F、2位の横浜FMが右下に位置しています。

次はPA(ペナルティエリア)進入率です。

こちらもパッと見て分かるように負の相関関係になります。右上に近似直線式、R二乗(決定係数)、R(相関係数)を記載しました。相関係数は-0.6656であり負の相関関係ということになります。30mライン進入率の相関係数よりも大きく、PA(ペナルティエリア)進入率の方が、より強い負の相関関係にあるということです。負の相関関係ということから、自チームのPA(ペナルティエリア)進入率が高くなると相手チームのPA(ペナルティエリア)進入率が低くなり、反対に自チームのPA(ペナルティエリア)進入率が低くなると相手チームのPA(ペナルティエリア)進入率が高くなるということになります。自チームが数多くPA(ペナルティエリア)に進入することで、相手チームのPA(ペナルティエリア)進入を防いでいると解釈できます。こちらもJ1リーグ1位の川崎F、2位の横浜FMが右下に位置しています。

下表は「相手チーム30mライン進入率÷自チームが30mライン進入率」、「相手チームPA(ペナルティエリア)進入率÷自チーム(ペナルティエリア)進入率」です。

大分、横浜FC、湘南、清水、福岡は自チームの30mライン進入・PA進入よりも相手チームが大幅に上回っています。

川崎F、横浜FM、札幌、鹿島は自チームの30mライン進入・PA進入よりも相手チームが大幅に下回っています。「攻撃は最大の防御」と言えるチームでしょう。J1リーグ1位の川崎F、2位の横浜FMが名を連ねており、説得力がある結果になりました。