いつものことながらFootball LABさんからデータを拝借しました。RSB(右サイドバック)、LSB(左サイドバック)の攻撃・守備指標を散布図にしてきた。次のポジションに移るべきであるが、早くも飽きた。よって今回は全てのポジションを一緒に散布図にした。やることは今までと大して変わりありません。対象データは2021シーズンJ1リーグ全出場選手です。

攻撃指標:攻撃CBP+パスレシーブCBP+シュートCBP+ゴールCBP

守備指標:奪取P+守備P


作成したポジション別攻撃・守備指標散布図(全選手平均)は下記の通りです。

近似直線を記載した通り、負の相関関係にあることがわかる。R二乗(決定係数)も0.607ある。ということは攻撃か守備かという二元論的なことも言えそうだ。

右下のCF・OH・RSH・LSHは攻撃の指標が高く、左上のCB・CH・RSB・LSBは守備の指標が高い。CHは守備側なんですね。RWB・LWBはその中間あたりに位置している。

上記を確認するために、同じデータを使ってクラスター分析を行った。樹形図は下記の通りです。

3つのクラスターに分類すると、①CF・OH・RSH・LSH、②CB・CH・RSB・LSB、③RWB・LWBに分類されることが分かる。③RWB・LWBは最初の分岐で②CB・CH・RSB・LSBの方に入っているから、どちらかと言えば守備の指標が強いことも分かる。

ついでに平均と交代出場も加えた散布図を作成した。

ある意味予想通りの結果であった。平均は真ん中に位置し、出場時間が短い交代出場は左位置に位置している。


簡単ですが以上です。